エドガー・アラン・ポーにちなんだペンネームとともに明智小五郎VS怪人二十面相シリーズでつとに知られておりますが、その他にも「人間椅子」や「芋虫」など一種変態チックな作品群があり「屋根裏の散歩者」もその一つであります。
アパートの押し入れから屋根裏に忍び込んでは他の部屋の生活者を盗み見るうちある犯罪へと駆り立てられてゆく物語は、覗き見という背徳の喜悦に落ち込む誰の中にもあろう秘密の欲望を描いて気持ち悪くもあり気持ち良くもあるという。
サバゲーで一番成り手の多いのはスナイパーというくらいこちらから見えてあちらに気づかれない特殊な快感は、そも獲物を狙う原始狩猟生活における遠い祖先の記憶でありましょうや?
SNSでの匿名性なんてのも元をたどればそのあたりにあるのかもしれません。
でね
昼めし食いながら見てたニュースによれば親戚のアパートの天井に穴開けて、隣の部屋の女子大生上から覗いてた男が逮捕されたという。
まさにリアル乱歩でありますな。
証拠品の映像出てたけど大工道具屋ら手製の梯子やら大分に大掛かりでダークサイドのけん引力の強さを感じさせまして。
なのに
直接捕まった件は、鍵のかかってなかったドアから入って女の子の体触ったってんでね。
そりゃ屋根裏の散歩としてルール違反だろうが!覗きの美学は無いのか!?
そもそも最初からルール違反なんだけどね。美学もクソもありゃしない ( ;∀;)
0 件のコメント:
コメントを投稿