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2020年9月30日水曜日

離して噺を聞く

 月曜日は久しぶりの演芸部活動で日本橋公会堂に行ってまいりました。

毎度お世話になるいばさく師匠プロデュースにて「五街道雲助 ぼろ市」という。

ディスタンスがどうこうってんで間引いた客席ながらそこそこの入りではあってもどうやったって満席になりようもなく、エンタメ系の方々のご苦労がしのばれますね "(-""-)"




前座さんの「子ほめ」に続く市童さんの「黄金の大黒」もいわゆる「おうむ」と呼ばれる口移しの間違いネタで、あたくしあんまし好きではないジャンルなのでもひとつでした。

大看板雲助師匠の最初の噺は途中まで「居酒屋」なのか「代わり目」なのかと思いつつ、結局聞いたことのない「ずっこけ」という噺でありました。


さすが年季の入った江戸前の語り口と剽げたくすぐりは良かったんですが、口明けからちょいと単調つづきだったかなあ。


ところが最後の「らくだ」はドスのきいた無頼漢とお人よしの屑屋の掛け合いから、大家や長屋の人々の慌てぶり、酔うにつれ二人の立場が逆転していく展開と大いに聞かせまして、めったに演じられないちょいと陰惨なサゲまで一時間近くの熱演はダレ場なくお見事でありました。



お酒の噺が続いてお引けの後は演芸部も夜の街へ。
粋な人形町でこれまた粋なお店「田酔」さんで一杯。





何とも窮屈な世の中になっておりますが我が演芸部は意気軒高!
いばちゃんいろいろありがとうございました!

次回活動に続く~ ( *´艸`)







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