当時頭を悩ましたのはプレゼントをどこに隠すか。車に載せてやれ安心とうっかり一家で買い物に出ようとしたりして、慌ててシートで覆ったなんてこともありました。サンタ信じてるうちが旬ですな、子供も。
震災の年のクリスマスにプレゼント何が欲しいか聞かれた幼稚園児が、東北のお友達に何かあげたいと言ったことから始まったプロジェクトがありましたよね。プレゼント募って現地で配ってました。この話思い出すといまだに泣けてきます。
そういや直売会のお客さんで金一封包んできて、福島に帰るオサムさんにこれで買えるだけの肉を持たせてくださいと言ってくれた人がいたっけなあ。結構な金額でね。だって分かんないじゃないすか、どう使われるかなんてさあ。東北への思いやりだけでなく、こんなケチな肉屋を信用してくれてるということにまた涙が止まらなかったもんです。
イルミネーションきれいですね、なんて語り歩く事も無しに過ぎていきます今年も。野暮は言いませんよ、お祭りなんだしパーッとやるのはいいもんです。それはそれとして。
早朝配送に出ることの多かった年、池袋当たり通りますとデカい安売りのお店がありまして、その照明たるやまるで不夜城のよう。宣伝は必要でしょうがあまりにも明るくてさあ、電気もったいなくね?
計画停電なんてどっかの陰謀みたいなこともありましたがあの時期、少なくともみんなが無駄な電気は省こうと思ってましたよね。すっかり忘れたような昨今、原発再稼働がはっきり加速してます。
20年後くらいには止める方向でいますと言ってる大臣がいるけど、福島第一片づけるのに30年以上かかるってんだもの、計算合わないだろ!
世界一の技術を海外に輸出?ぶっ壊れた建屋の中がどうなってるか見ることもできないのにいいのか?やめるなら世界が同時にやめなきゃ意味がない?その意味がわからんっ!
先週NHK特集新・映像の世紀で独裁者の台頭をやってました。
ヒトラーのスポンサーに自動車王ヘンリー・フォードがいたり、空の英雄チャールズ・リンドバーグが熱烈に支持してたりと知らない事が沢山ありまして。
強い言葉で不安を煽り直裁に解決策を提示して一見快刀乱麻と思わせながら、小さき声には耳を傾けず恫喝して蹂躙する。他者を排斥する事で団結を高める。そうやって影響力を強めていくのに対し、各国は様々な思惑でそれに資金提供したり場合によっては協調したり。
今と驚くほどよく似た世界情勢がそこにありました。本当に危ないです。
あれやこれや不安の種が暗雲のように広がりつつある世の中になってます。
異なる宗教が同じ聖地を持つように、クリスマス休戦って違う宗教間にも通じないのかしらん?願わくばそれが一日だけの休日ではなく大型連休になり、やがて毎日が日曜日とならんことを。
せっかくの聖夜に話がすっかり暗くなっちまいましたね、まだ昼間だけど。
では口直しに思いっきりバカバカしいお歌で本日はお開きという事に。
お茶々の歌です。さあ皆さんご一緒に!
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