年々暮れらしさが無くなってきまして、序盤という事もありあんまし忙しくなりません。
とはいえ前倒しの直売会まで二週間ちょっとしかなく相変わらずネットは好調なので、あたくしとしてはやること一杯多忙を極めております。
だもんで昨夜と今夜はお留守番をお願いし会社泊まり、三時から目一杯は働きまして晩飯はラーメン屋さんで取りました。
チャリ漕ぐのもおっくうな帰り道、川沿いから見る夜空に真ん丸に近いお月様が。
そういや満月も近かったなあと思うとくたびれてはいるがここは焚火飲みするしかないかと、自分の中の熾火を搔き立てるかのように屋上にセッティングしたんであります。
言うても肉焼くわけではなし風も無し、テントもマットも出さずランタンと焚火台だけの簡素な支度。楽々ね。
炎の熱と明るみを感じつつワンカップ片手に見上げれば漢詩の歌う、かつては呉王宮裏の人を照らしたかそけき光が今も変わらず静寂の夜を包み感興もひとしおであります。
ここでふとトム・ウェイツの曲を流してみたらまたいい感じ。
なんですが
やっぱちょっと違うかな~?
音楽もいいんだけど言ってみりゃいつでもどこでも聞けるこの時代にあえてこの場で聞かなくとも、非日常はそれとして感じるべきではないのかと。
ゆるキャン△の中で女子高生たちがキャンプしながら動画を楽しむ場面がありますが、酒飲むわけじゃなく時間を持て余し気味な彼女らと経験だけは積んで来し方行く末に思いを馳せる術を持つ高齢者?としてはじっと物思いにふけるのが正しい過ごし方なのかもしれないと、例によってヘタクソな歌のひとつもひねったようなことで。
いいの出来なかったけど。
外回りで時間無いのでイラスト無し。




