あたくしの親父が子供のころに読んでいたと言うんですから前の戦争の時くらいに、それこそ日本中の子供たちが愛読していたそうです。
その傑作選のような分厚い本が物心ついた時には家にありまして、あたくしも読んで育ったもんだから我ながら妙な子供でありましたな。
「滑稽和歌」は投稿物で何度も読んでるうちにほとんど覚えちまいましたが、当時の子供たちの様子が目に浮かぶようでありました。
先生に うまくなったと 褒められて やむにやまれぬ 寒稽古かな
この頃は 角のそば屋の 看板も のらくろがそば 食べているなり
いつになく 静かに遊ぶ 弟を 見れば金魚を つかみ出してる
やれやれと 思えばまたも 上り坂 初めて登る 山の高さよ 等々
最後の歌はどなたにも覚えがあるんじゃないでしょうか?
登山道を登っていて曲がるたびもう頂上か?と思うとまだまだ先が見えないなんて。
そのうちにじっと下を見たまま登っては期待すまいと思いつつ、知らないうちにたどり着くのをひそかに念じたりなんかして。
こりゃいろんな場合にも言えるかと思いますが果たしてゴールが見えないから辛いのか、見えているのに近づかない方が辛いのか?
武漢肺炎感染者が増えてきた都内では再び自粛ムード。
小池都知事は飲酒を伴う会食は控えろとおっしゃっております。
お店には自粛したら二十万円くれるそうで。
結構ですな~二十万! お店や会社維持するのにいくらかかるのか知らないんでしょうね "(-""-)"
お店行かないお客さんの方は買ったり作ったりすれば飲み食いできますが、お客さんに行くなと言われたお店の方は自分が飲み食いできませんわ。
で、対策取ってなきゃ店名公表だ?
飲食業界に死ねと言ってるようなもんです。
要請である限りは責任取らなくていいから雀の涙程度の補償だけすればよく、あとは自分たちで何とかしてね~って感じ?
都に任せとかないで国が直接粗利補償しなけりゃダメ!
前回は減っていく下り坂で麓も見えてたから何とか歩けましたが、これから登りがきつくなって頂も見えないとなりゃ下向いて倒れるまで歩くよりは途中の崖から飛び込みたくなるかもですね ( ;∀;)
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