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2020年5月18日月曜日

35年後のニューを食す

「おふくろの味」なんて言いますように味の記憶というのは一種特別で、子供のころ乗れるようになった自転車みたいに久しぶりであってもすぐよみがえる身体で覚えているものの一つかもしれません。

あたくしが新社会人時代を過ごした横浜で営業所長が「焼肉食おう」と連れて行ってくれたお店は、焼肉もあるけど本業はラーメン屋さんといった変わった佇まいでありました。
片倉町の国道16号線沿いにあった「ニュータンタンメン本舗」で食べたタンタンメンは衝撃的な美味しさで、焼肉の味なんぞすっ飛ぶくらいでありました。
塩味ベースでニンニクスライスがたっぷり!
すっかりハマって足しげく通ったものでした。


その後こっちに帰ってからも子連れになっても時折行きましたが、年とともに特に街場へは出不精となり忘れるともなく忘れておりました。

先日地元駅の反対口を歩いていたところ見覚えのある配色のポスターを見かけまして、ん?どっかで見たような?
何と「ニュータンタンメン蕨店オープン。横浜からのれん分け!」と!
懐かしくってね~。

昨日行ってみました。
初めて行ってから35年ぶりでしょうか? 最後に行ってからも25年くらいかな~。
草加に同じ名前のお店があって何度か行きましたがちょっと違ってまして、それがここはまさに記憶通りのあの味でございました。


マスターに実はとお話したら彼も学生時代にハマったディープファンだったそうで、好きが高じてとうとう自分でお店出してしまったという。
いくつか流派?があるうちの、ここは片倉町直系だとのこと。
だからあの味なんだなあ。

こんなご時世のため何となくお忍びで行く感じでしたが、また通ってしまいそうです。

しかし30年たってもやっぱ「ニュー」なのね (*^▽^*)







 
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