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2017年2月22日水曜日

黄金餅のレシピを語る

週一やるくらいお好み焼きが好きなんであります。
そもそもは自炊するようになった時体に良いという納豆、メカブ、山芋を毎日取ろうってんでネバ鉢なるごちゃ混ぜの鉢ものにして食べておりまして、こいつは男性力にもいいらしいしって誰も聞いてないけど。更に豆腐も加えて大豆たんぱくたっぷりなんつって喜んでおりまして。
んが。
飽きます。

で、思い付きで全部混ぜて焼いてみたところが悪くない。でも固まらない。で、粉入れてみたら。
あ、お好み焼きだあ~!
以来いろいろ試行錯誤して最近ようやく満足いく出来になりました。興味ない方には全然興味ないでしょうが才谷屋スペシャルレシピです。
普通に書いても面白くないので落語「黄金餅」の言い立て風にやってみたいと思います。
これはお弔いで長屋の連中が下谷の山崎町から麻布絶口釜無村の木蓮寺に行くまでの道中をほとんど息も継がずに言い立てるというもので、古いメモ書きからこの名作を作ったという古今亭志ん生が得意とした聞かせどころであります。

納豆、メカブ(三陸産)をタレと共にボウルに開けまして崩した豆腐を入れまして、そこへ長芋を多めにおろしまして鶏ガラスープの素と卵を入れまして、薄力粉と強力粉を半々に入れまして混ぜつつ市販の松前漬けの具を入れましてそれがしんなりしたらホタテ缶を汁ごと入れまして、紅ショウガも少し汁ごと入れましてもったりしたら細切れにした長ネギの青いところとざく切りのキャベツをたっぷり入れてざっくり混ぜますとこれが三枚分の具になります。
8インチくらいのチビスキ二つ用意して一つを火にかけまして、ごま油敷いて四ミリ厚三センチに切った豚バラ(日光畜産の肉がベスト)を5枚焼きまして、いったん上げたら残った油に具を一枚の半分入れまして焼いた豚バラ敷いて残り半分の具を入れまして、ぶつぶついってきたらもう一つのチビスキで蓋をしてトーチで炙りますとスキの隙間から蒸気が出てまいりますので、蓋取って具の上に豚バラ五枚乗せましてまた蓋したらえいやっ!で逆さまにいたします。


そのまま弱火で焼きまして蓋取ってチビスキ揺すって全体が動くくらいになりましたらお皿を逆さに乗せまして、えいやっ!とひっくり返すときれいに仕上がってるはずなのでおたふくソースたっぶりかけましてお好みでマヨネーズや辛子もかけまして青のりより安いのであおさを振りましてかつお節をかけまして、さあ出来上がって食べるころにはずいぶんみんなくたびれた。

 
 

・・・・あたしもくたびれた (*_*;






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