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2016年11月11日金曜日

ミッチャムは肉のようだと想う

先日BS放送で「ザ・ヤクザ」という映画をやってました。高倉健とロバート・ミッチャム主演のアメリカ映画で、任侠映画に憧れた外人が撮ったって感じの、今だとさしずめタランティーノみたいな。
全く関係ありませんがミッチャムって響き、何か肉みたいな感じない? (^-^)

この手の映画って日本人や日本が外から見るとどう見えるかを客観視できる点で、録音した自分の声をスピーカー通して聴くのと似ている気がします。「え~!俺ってこんな声してる?」的な。
ただしところどころに思い込みによる誤訳が散見されるのは当節の洋物忍者映画にまで続く伝統とでも言いましょうか、家に鳥居があったりデカい提灯が下がってたりね。

一番笑っちゃったのは敵対する組長の事務所に、明らかにゴルフかなんかのトロフィーが飾ってあったシーン。ま、入ったことないからホントのとこは分かりませんけど、飾らないよね~組長。
健ミッチャム組が殴り込みかける立ち回りでは、アメリカ人は鉄砲撃ってるのに日本人同士はみんな刀で切り合ってさ。ヤクザとサムライ混同してるような。
健さんこの頃三十代くらいかなあ?お約束で軽く切られた着物から入れ墨が覗きやがてもろ肌脱ぎまして、立ち姿奇麗でね~!そこだけは日米共通の認識だと思います。

昨日11月10日は健さんの命日だったんですね。既に慣用句になってる感のあるセリフですがやっぱ言っちゃう。もう出ないね~、あんな人。

 



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