落語によりますとこりゃ吉原言葉で、品川宿ですと売れてる順に板に名前を書くところから板頭と言い、年いくとともにその座から滑り落ちて悔しい思いをした花魁がお客を道連れに死んじまおうという噺が名作「品川心中」であります。
「推し変」されちゃったわけね。
弊社前の自販機は長らく麦茶が一番の売れ筋で、その証拠には一番目立つ左上の位置に二つ並んで置かれていたという。
こりゃあたくしが買っていたせいであろう、と申しますのは神の手カイロで勧められて以来一日二本のペースで飲み続けており、言いたかないけど出勤割合からしてあたくしの分だけでも月に60本は売れていたことになりまして。
人通りと売れ行き考えてもこの数字は板頭にふさわしいものでありましょう。
それが少し前にスーパーで買い物した折自販機で120円で買ってるものが89円であることを発見し、一本30円の違いは大きいとセコくも乗り換えてしまったわけで。
「推し」は変わらないけどグループ移籍したと申しましょうか。
で気づけばその位置を生茶に取って代わられておりました。
なんとなくねえ、罪の意識が。
お染さん、ごめんね ( ;∀;)
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