最近めっきり見かけなくなった時代劇でして(大河除く)、SDGsだのLGBTだの上っ面だけの正義感ぶった世の中では勧善懲悪で悪い奴をぶった切る!みたいなのは流行らないようで。
救いと言えば鬼滅の刃?あれいいっすよね。
「大江戸捜査網」というドラマもその手の痛快時代劇でございました。
歴とした旗本でありながら市井の人に身をやつしたお侍が今でいう潜入捜査で悪を暴くというもので、これを称して隠密同心という。
昨日お話しした「非情のライセンス」にも通じるのは無頼を旨としつつ立場としてはあくまでお上の御用であり、その点後年大ヒットした「必殺仕掛人」とは背景を異にしておりまして、何かあっても親方桜田門みたいな?
ただですよ
その心得の条に曰く
「隠密同心 心得之条 その一つ わが命わが物と思わず 武門之儀 あくまで陰にて 己の器量を伏し 御下命 如何にても果すべし 尚 死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし」
これね
アメリカの人気ドラマ「スパイ大作戦」で当局から送られてくる秘密指令のテープの「例によって君もしくは君のメンバーが捕えられ。あるいは殺されても当局は一切関知しないからそのつもりで」から来てるとあたくし思うんでありますよ。
何かあっても助けてくれないわけね。
あと「大江戸」と「捜査網」という古典と現代文の掛け合わせのようなタイトルが秀逸ですが、これもあたくしの思うところアメリカ映画「夜の大走査線」から拝借したものではないかと。
1960年代の南部アメリカで根強く残る黒人差別の中、都会から来た敏腕刑事のシドニー・ポワチエ(黒)と地元警察署長ロッドス・タイガー(白)が反目しながらも殺人事件捜査と解決によって奇妙な友情で結ばれていくという名画でございました。
後の「48時間」もこの焼き直しよね。
ちなみにポアチエはその後「野の百合」で黒人初のオスカー受賞者となったんであります。
もしかするとその前かもしれません、うろ覚え ( ;∀;)
ま、前述の内容とタイトルの借款は関係ないでしょうけどね。
こんなもんでよかったかな?マコトちゃん ( *´艸`)
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