最近は心に刺さるとか言いますが(好きな表現ではない)映画であれドラマであれ名台詞といのうは、どなたの中にもこれは!というのがあるのではないでしょうか。
日本映画史上の傑作「七人の侍」の中であたくしのそれは、侍を雇って野伏せりと戦うことを選んだ村の長老が、侍に女っこ取られたら立つ瀬がないという村の男に向かって言う「野伏せり来るだぞぉ!首を持ってかれるちゅうに髭の心配してどうすっだ?」
その昔長老が重んじられたのは今風に言うと経験値と情報の集積ということでしょう。
稗田阿礼じゃありませんが記録媒体がほとんど人の脳みそしかなかった時代であればさもありなんで、そこいくと吸収しきれないほどの情報が乱舞する現代においては、経験値は別として古い情報が瞬きする間に過去となっていく中で長老はいつしか情弱と呼ばれる立場になってしまいました。
特に昨年から続く武漢ウィルス騒ぎで感染怖がって家に籠っては地上波のテレビばかり見ていれば、「ウィルスは怖い!」の刷り込みが拭い難く脳のしわに印字されてしまったようで。
あたくしの友人のお宅は80過ぎたご両親がご健在なのですが同様で、そんな彼に聞いたお話。
風の強かった先日の夜ご自宅に設置したセコムがアラームを派手に鳴らしたので、すわ泥棒?!と様子を見に行こうとした彼に向かいご母堂が「〇〇ちゃん!マスクしたの?」
首を持ってかれるちゅうに髭の心配してどうすっだ?
駆けつけた警備員さんによると強風のための誤作動で、その日は他にも数件あったそうです。
しっかし視聴率稼ぐために煽りまくってお年寄り怖がらせるマスコミってさあ
弱い者いじめか! "(-""-)"
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