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2020年6月17日水曜日

酔うと負けに意見する

いきなり暑くなりましてみなさんお身体大丈夫でしょうか?

週末お仕事しながら豚骨スープを煮込んだのですが博多からお取り寄せした麺がまだ届かず、ラーメン作れないならば梅雨の晴れ間がもったいないのでひとりクラパイ開催いたしました。





豚タンと次回直売会で売り出す肩ロースステーキをいただいたあたりで、遠雷に続きポツポツきたので現場に移動。


それでは今週の一曲。美輪明宏さんの名曲「ヨイトマケの歌」
何故この歌かといいますとちょいと思うところがありまして。

銀巴里で華やかなステージを務めていた全盛期の美輪さんがある炭鉱町に招かれた時のこと。
自分のカラーとは違うと乗り気でなかったところがなけなしのお金を集めて集まった熱狂的な観客の歓迎に衝撃を受け、思いあがっていた自分を省みるとともに彼らのために歌う持ち歌が無いと気づいたんだそうです。
そこで楽屋のなかった銀巴里の客席にいた時知り合った東大生が、苦学の末エンジニアとして成功した話に着想を得て書いた詩がこの歌だったという。


ヨイトマケというのは重機のなかった時代建設基礎工事の地固めのため、大勢の人力で重しを引っ張り上げては落とすことを繰り返した時に歌った一種の労働歌で、あたくし子供時分に実際に見た記憶があります。
そこで働いていたのは主に最貧層の日雇いの人で、歌の冒頭出てくる「土方」が差別的というので放送禁止になった時期があったそうです。
でね

どうして思い出したかというと現在世界規模で広がりを見せる黒人差別に反対するデモの影響で、アメリカの放送局が映画「風と共に去りぬ」を削除したと聞いたからなんであります。
映画史に残る名画ですよ。

黒人奴隷出てくるから問題だってんですがなんつ~んでしょう、無かったことにして済ませられという浅はかな考えがすんごく嫌! "(-""-)"
個々人は言うに及ばず人類の歴史だって黒歴史の積み重なじゃないすか。
それだって当時の認識からすれば当たり前だったわけで、もちろん褒められたことではないにしろ差別だって奴隷だって自分らのしてきたことですわな。
そこはど~もスミマセンでした!であって、消しちゃえばいいって話ではありません。

この歌の世界の悲しみも貧しい「土方」でなければ表現できません。
以前も書いたように人間の心から差別は無くなりません。ちゃんと見て正しい距離感で付き合っていかなきゃね。
そう、キープ・ディスタンス。

ちなみに肉屋って呼び名も差別なんだそうで。
なんで?あたしゃ肉屋に誇り持っております。 勝手に決めんなあ~!

 
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