時代小説の巨匠、池波正太郎作品の中でも特に人気のある「鬼平犯科帳」。ドラマや映画、漫画にまでなってますね、あたくしも全巻読んだ大ファンの一人です。
あの作品ストーリーの面白さはもちろんですが、もう一つの楽しみが劇中の食事場面ですね。食通で知られた池波氏らしく読んでいるだけでお腹が鳴ってしまうようなシズル感がありまして。
中でも平蔵行きつけのシャモ屋、五鉄のシャモ鍋といえば両方の意味でファン垂涎の的なんであります。
食べてみたいですよね、あれ。でもシャモのお肉なんてなかなか手に入りません。
そこであたくしまたも腕によりをかけて薩摩シャモ一羽丸々捌いてしまいました!これは本物の地鶏です。
お買い求めやすいように半丸ずつに分けたので、モモ、ムネ、ササミ(筋取り)手羽元、手羽先それぞれ一つずつ。更にガラまで半分に割りました。だからスープから全部がシャモ!まさに江戸の昔、鬼の平蔵の世界です。
食べ方まで原作にこだわる方はネット検索するといろいろ出ているのでやってみてくださいね (*_*;
あたくしの場合簡単が一番なので、お鍋六分目に張った水にガラ、手羽先、手羽元を入れ煮立てないように30分ほど煮て、ガラだけ取り出したらめんつゆを入れて好みの濃さにし、一口大に切った肉とお好みの野菜を入れて五分ほど煮れば出来上がり。
お肉は入れる前に熱湯をかけておくと臭みが飛んでいいと思います。ちなみに鬼平流はネギとゴボウだけのシンプルさで、シャモ出汁でゴボウを食べる感じだそうです。
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