大器の行く末を想う

近年スポーツ界での若手選手の国際的な活躍ぶりは進境著しいという言葉が当てはまり過ぎと言いますか、スケート、スキージャンプ、ゴルフ、テニス、サッカー、野球、すごいっすねみんな。
あれ見てますと若い日本人の国民性が新たなステージに入ったとでもいうような、全ての物を道と捉える高い精神性が反面プレッシャーとなって最終局面で結果を残せなかった過去が嘘のような、硬い負の面を解きほぐしたごときしなやかさと強さを感じます。
「今の若いものは」ってのは２０００年前から言われてるそうですが、草食だの悟りだのとかくクサされる彼らのこの凄さは瞠目すべきものだと思いますね、おじさんは。

その一方で将来を嘱望されながら花が開き切らない未完の大器というのもやはりいる訳で、スピードラーニングなる聞き流す英会話教材のラジオＣＭのキャラクターとか。
世界で活躍する超多忙な若きスポーツ選手である彼は、勉強する時間など無いのに何故あんなに英語がペラペラなのか？それはこの教材を聞いているからなんです。聞き流すだけなので辞書もテキストも使わないから移動時間中でも気軽にマスターできるんです！ってんで、ホンマかいな？

そりゃいいんですが最近になってね、本人がＣＭに登場したんですわ。
「みなさんこんにちは、ここで聴取者の方からいただいたお葉書をご紹介します。『いつも英語でスピーチされていてすごいですね、何かコツがあるのですか？』ありがとうございます。実は僕これを使っているんです」なんて。
テレビＣＭで見るとバリバリ感全開だけど（差別してる訳じゃなく）ラジオだとちょいテンション下がりません？二流感出てるっつ～か、超多忙って前提がすでに崩れてるような。
言っときますよ、あたしゃラジオの方が全然好きですよ。

松山に水あけられてるぞ～、がんばれ石川遼君！

 

 

にほんブログ村