九月ですっ!新学期。先生、お仕事です!
夏休みの宿題お絵かき名場面落語クイズの答え合わせをいたしましょう。勝手に出してる訳ですが・・・。
しょ~もない男がひょんなことからインチキ医者になる「死神」 笑わせておいて最後にぞっとさせるラストが噺家の腕ですな。芯を継ぎそこなったり上手くいってホッとした息だったりと、結局消えてしまうろうそくの炎。人の命の儚さでございますなあ~。
大好きな人情噺なので描くのに力入ってしまいました、大画面でお送りします「文七元結」。もっといと読みます。
借金片付けるため期限付きで廓に娘を預け、五十両の金を借りた熊五郎。帰り道橋から身を投げようとしていた若い男を助けるためにそっくりやっちまいまして、翌朝女房と大喧嘩の最中助けられた文七が訳を話した奉公先の旦那とお礼にやって来ます。受け出された娘のお花と文七が夫婦になって大団円。やっぱりハッピーエンドが一番ですわ。
頭の家の二階で居候を決め込んでる放蕩息子の若旦那。奉公先を探して湯屋にやってまいります。主人夫婦が飯食ってる間番台を任されあらぬ妄想にふけって一人芝居。客の方は釣銭間違えられたりゲタ持ってかれたり、軽石で鼻の頭こすっちゃったりと散々。妄想癖があたくしに似てるなんて言ってんのは誰だ?「湯屋番」
24歳で初めてできた彼女との逢瀬の最中路地に踏み込んできた講釈師に犬の糞を擦り付けられ、そのせいでフラれてしまった喜六 。仕返ししようと七輪に胡椒の粉をくべた煙でくしゃみを出させ舞台で恥かかせようと講釈場へ。売切れだった胡椒の代わりに唐辛子をくべますと・・・。
講釈の合間にくしゃみを織り込んで捧腹絶倒な「くしゃみ講釈」
川島雄三メガホンによる映画化は日本映画史上最高傑作の声も高い「幕末太陽伝」となりました、大ネタ「居残り佐平治」 どの場面を絵にするか難しいところで、佐平治が牛太郎を煙に巻くシーンにしてみました。
前夜帰った友達が今夜は成りをそっくり変えて坂の上から車でやってくる様子を語るところ。志ん朝のあの口跡でカラカラカラカラっと響く車輪の音が聞こえますなあ~。
今回はこんなとこですね。誰も興味なくてもまだまだ続くもんね、フンだっ! (^^;
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