同年代の方なら覚えておいででしょうが中岡俊哉さんの「恐怖の心霊写真」が刊行されたのは小学生の時で大ブームとなり、各クラスの学級文庫に一冊はあったという。
これが端緒となったものかは定かではありませんが第一次?心霊ブームには「あなたの知らない世界」「恐怖新聞」などが画面や紙面を賑わせておりました。
その後かなりの時を経て「ホントにあった!呪いのビデオ」が発表され、これは一般の投稿者から寄せられた動画に霊が映りこんでいたといういわゆる心霊ドキュメンタリーの先駆けを成すもので動く心霊写真集とでも言いましょうか
あたくしどうにもこの手のものがガキの時分から大変に好きでありまして、子供ら小さいうちから新作が出るたび一緒に見ておりました。
そんな性癖が抜けないまま齢六十を越えまして、最近になって見ておりますのが「戦慄怪奇ファイル コワすぎ!」。
やたらとガラの悪いディレクター工藤なる人物とADの女の子、カメラマンのスタッフ三人が寄せられた動画を基に取材するうち怪奇現象に巻き込まれるドキュメンタリーという設定のフェイクなのですが、最初何も知らずに見たため途中まで「ホンマかいな?」くらいの気分でありまして。
そうは言っても第一話が「口裂け女を捕獲せよ」ですからねえ、タイトル見ればそうと知れようという。まあそれなりに本物っぽくはできてましたが。
回が進むにつれ荒唐無稽ぶりが加速していくのが逆に面白くなり「人食い河童」の話では娘を河童にさらわれた父親が実は取り戻すため修業を積んだ陰陽師と分かり、奇妙な友情で結ばれた工藤Dと共に河童退治に立ち上がりまして、何でディレクターが武闘派やってんだ?
最後は河童に噛まれて異変をきたした投稿カップルの女性とこの父親が河童になって(手だけ)同棲するという訳の分からない結末を迎えるんであります。
女性妊娠してるし ( ;∀;)
ひとりで爆笑してしまったのがスタッフロールに「河童 〇田××男」と書いてあるのを見た時。
人が入ってんじゃん! ( *´艸`)
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