しつこく言う通り弊社手が無く従ってあたくしは時間が無く、それでもやりくりして行こうというのは既に訪れてる方はいるけれど最初に泊まるのは俺だ!という、なんつうんでしょう一番は自分だぜ的男の嫉妬みたいな?
幸いネット注文が一段落しているので午前中に仕事終えられまして、お肉とお土産とザックにギターを積み込み出かければ春を思わせる晴天の暖かな空気で、圏央道を青梅で降りて山に入ればそこここに梅の花が咲き仕事漬けでカチカチだった心がほぐれていくようでありました。
一時間半ほどでたどり着いたN部ハウスは一度引越しの手伝いで来た時に比べると見違えるほどきれいになっており、新しい畳の香りもきれいに張られた障子から入る光も心地よくちょっとした調度や照明器具など趣味の良さを伺わせまして感心させられることしきりでございました。
二週に一度くらい来ると言ってましたがこんなところが近所かよ!という。
隣近所を気にしなくていいので気分良くでギターの弾き語りしながら留守番しておりました。
普段は聞こえるという向かいの山からのフクロウの声が無く残念でしたが、ただ薪ストーブの薪が時折はぜる静けさの中実に結構な夜を過ごしたんであります。
そんな羨ましいことづくめの豊かな暮らしを後に悲しいかな帰って仕事をせねばならず、翌朝五時に起きて帰る道々考えたんでありますよ。
よく別荘は持ったけど行くたび掃除で半日終わるなんてことを聞きますが、そうだ、あの家をあたくしの別荘と考えればN部君は住み込みの管理人であると。
ジャイアン流の言い方でいけばのび太のものは俺のもの、N部のものも俺のもの。
だってアンパン分け合った仲じゃん、家半分くれたってよくね? ( *´艸`)
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