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2022年10月19日水曜日

ノープランな疾走を考える

現場で流すユーチューブの音楽は作業しながら聞き流しているのですが、時折ふっと歌詞が入ってきて改めて考え込むことがございます。

矢沢永吉さんの「サブウェイ特急」ご存じでしょうか?


地下鉄には淋しい顔の奴らが

肩を並べてすわっている
背中に暮らしを引きずりながら
奴らは寝ぐらに帰るただそれだけ
エリナーリグビィーは
そう教会で死んだそうだぜ
でも俺は畳じゃ死なねえぞ
ガラスの向こうは何も見えない闇だぜ
何かを見つけに行くんだ Au!


という。
みごとに永ちゃん的ですが、昔の脅し文句の常套句「畳の上じゃ死ねねえぜ」を歌詞にもってきてしまう凄さというか珍妙さというか、日本家屋のぬくもり→家庭の安息=畳に象徴されていた時代の名残がひょっこりロックに顔を出す得も言われぬ世界観でございます。
死なねえ「ぞ」であることもポイントで「ぜ」だと公言してはばからないところを「ぞ」で自らに戒めるみたいな。
でね

この地下鉄はあの娘が待ってるホームを「まだ縛られるには早いぜ!」と通過してしまい闇に向かって突っ走るので特急と呼ばれるようですが、何かを見つけに行く「何か」が提示されないあたり、太陽学園生徒有志が「青春貴族」で歌うところの(誰も覚えちゃいないと思いますが)

 難しいことは知らないが 若さが何かを知っている

そこ若さに丸投げかいっ!?
やっぱ青春って無軌道 ( *´艸`)

怒られるかもしれませんがあたくしにとって永ちゃんライブの武道館周りでタオルひっかけてお集りの皆さんと、村上春樹先生のノーベル賞受賞を本屋さんで待つ方々と、ボージョレ・ヌーヴォー解禁を空港で乾杯してお祝いする方々って皆さん同じ香りがするんであります。
ごめんなさい。








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