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2022年8月9日火曜日

硬さを持続する

何が嫌いといってあたくし、商品のお肉が解けるのが何より嫌いなんであります。
せっせと形よく作ったのもがだらんとしてしまうのは許せません。
ですからネットショップの荷造りするのも非効率ながら一件ずつ分けております。

どういうことかといいますと、先ず発注書から品目別に数を書き出した紙を持って冷凍庫に入り品出しいたします。



その際予め作った商品はカゴで急速凍結かけてあるのでそれは品物ごとに箱に分け棚に整理し、同時並行的にオーダーのお肉を出すという。
しまうものと出すものが重なると時間を食うため、時には二時間くらいマイナス25℃の世界におりまして。無論手足がかじかむので時々お湯で温めつつ。
こうしてそろえた部品?をいっぺんに出し注文書の端から作っていけば早いのですが、それですと段々に品物が緩んでいくのが特に夏場には分かるので絶対に嫌なんであります。

品出しの時の重装備と違い白衣の上にダウンベストを着けて、一件分ずつ出してきては箱詰めしております。
効率悪いけどあたくしの精神衛生上にはこの方が良く、なんといっても一生懸命作った商品をそのままの形でお客さんにお届けできますから。
いわゆるプロ根性ってやつ? ( *´艸`)

先日は朝一で品出しがあり朝一言うても五時とかですからまだ目が覚め切っておらず、たまにはいいかと冷凍機のスイッチを切って入りました。
当たり前ですが温まりに出るたび温度計のデジタルが少しずつ上がってまいりまして、ならばドア閉めて閉じこもっちゃえば冷気逃げないかもと、内側から開けるハンドルを入念にチェックした上で即身いたしましたがおかげさまで無事出てこられ成仏とはなりませんでした。

ちなみに担当外の古い冷凍庫はハンドル壊れているため入ったら出られないので、休みに一人で仕事する時は絶対に入りません。
肉が解けるの嫌といっても休み明けに自分が解けず、カッチンコッチンで発見されるのはさすがにごめんであります。






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