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2023年10月26日木曜日

あ奴に一矢報いる

たとえそれが無二の親友であれ男の友情の中には何ほどかのライバル意識が含まれるもので、互いをいっぱしの男と認めたうえでそれが成り立つものである以上完全に負けを認めることはアメリカに対する戦後日本のような隷属関係に過ぎないということになってしまうからでありましょう。
なのにさ

毎度お話します相棒N部君が豊穣の地飯能で第二の人生を歩みだして以降すっかり旗色の悪くなったあたくし、なぜならこれもくどいけどアウトドアマンとして火、水、星、風、大地と、望むものすべてを手に入れた奴に対し、あたくし社屋上での焚火であるクラパイを持ちながらしょせんそれは余技であってライフスタイルとして暮らしを共にするには至らないからなんであります。
おまけにそれすら時間が無くて思うに任せないとなれば、ふと晴れ間を見て山行しコーヒーたてて飲むなんて閑居の実りを見せつけられるにつけ点差の開きをいかんともしがたく思うのも当然と言えましょう。

先日ネットで偶然見かけ心惹かれたバイオエタノール暖炉というのがありまして、これは植物由来のアルコール燃料を利用したもので煙も煤も出ないため煙突などの排気設備が不要で暖房を兼ねた室内装飾として注目されつつあるんだそうで。
SDGsシカト派のあたくしとしてはバイオだの環境負荷なんざど~でもいいけどお部屋で焚火とくれば即採用!となりまして。
いろいろ探しましたらまさにピンキリでホテルのロビーに置かれるようなウン百万のから卓上型のウン千円まで様々。
それにしても本体設置費込みで百万以下はあり得ない薪ストーブに比べれば圧倒的に安いんであります。
ピンときましたね

あの男に一矢報いるにはこれしかない!と。

ほぼ唯一の国産メーカーでありながら値段的にも支邦産に負けないヒロバ・ゼロの燃料込み8800円を購入いたしました。
届いてみると卓上とは言いながら思いの外大きく、シンプルながら耐熱ガラスも含めしっかりとした造形であります。
ワクワクしながら着火~! おおこりゃ!



アルコール燃料特有の青みがかった赤(どっちやねん)の炎がゆらゆらと、観賞用とあるけれども結構温かい。
いいわ~これ ( *´艸`) お茶々さんもお気に入りのご様子。
電気消してマッタリしてたら飲み過ぎてしまいました。
でもあれね

これで火を消してちょいと出ればラーメン屋さんで一杯やれる環境ってのも悪くないかと。
まだまだ我々の勝負は終わっていない。

多分負けてる方ほどこだわるのよね "(-""-)"






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