昨日の続編といいますか
これまで何度か宮中歌会始に応募しましたが全くの素人が何の勉強もせず短歌の決まり事さえ知らず、思い付きで詠んだものが通りはずもなく、とは言っても時に子どもがまっさらに詠んだ歌が採用されることもありますけども。
九月が締め切りなのでそろそろ決めなければというところ。
でね
来年のお題が「友」なんですよ。
昨日書いたように北海道に親友の三回忌に言った時泊まったホテルや帰りの飛行機で、酒飲みながら思い出をたどりつつ何首か詠んでみました。
思いが深い分いくらかましかと思いつつ、こんな場所でなんですが出来たらお読みいただいた方にも選んでいただければと。
① とりあえず 生とは言わぬ 気取り屋の 友の墓前に 甘き酒置く
② 逝きて後 初めて会えり 三回忌 疫病明けし 友の墓前に
③ 疫病に 三歳を待ちて 土濡らす 梅雨無き北の 友の墓前に
④ 長らえば この人のごと 老いたりか 遺されし父 友を重ねる
⑤ 親知らぬ 友の若き日 語りては ひと時笑い また涙する
⑥ 何ほどか うそ間違いを 思いしが 遺影刺さりて ただ泣きじゃくる
まさに腰折れではございますが、よかったら番号でお願いします。
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