前回乗ってすっかりハマってしまった夜行寝台特急サンライズ出雲で。
還暦を迎える今年は厄年にもあたるそうでそういや妙なトラブルの多い昨今、どうせ厄払いするなら日本国建国に大きな役割を果たした出雲大社が霊験あらたかであろうと。
神社に詣でるなら午前中が良いとされてるのですが、前回は列車の遅延で果たせなかったため再チャレンジというわけで。
東京駅を22時前に出るサンライズは夜更けるとともに西へ進み個室の窓に流れる風景は刻刻寝静まる町々を通過しつつ、踏切の赤い点滅が新幹線と違って現世?に近い温かみのようなものを感じさせまして。
心地よい揺れに身を任せつつ買い出しのお酒が底をつく頃いつしか寝入っておりました。
目覚めれば瀬戸号と切り離しの岡山でここからは中国地方を縦断し山陰へ、およそ12時間を費やす贅沢な時間の使い方で出雲に着いた時には新緑の眩しい初夏晴れでございました。
在来線に乗り継ぎ広大な大社で厄除け申し込みますとしばし待って後様々なご祈祷で集まった人たちと昇殿参拝となりまして、禰宜さんの祝詞と巫女さんの舞いでお祓いを受け一般には立ち入れない本宮にお参り。
無事に厄除けをしていただけました。ありがたいありがたい。
夜はタクシーの運転手さんから教わったのどぐろ専門店へ。地のものを地元価格で美味しくいただきました。ありがたいありがたい。
薄曇りの翌朝は早めに動きだし安来へ向かう途中、出雲市駅で初めての駅ピアノなど弾いてみました。
日本画の蒐集と庭園で名高い足立美術館で横山大観先生の作品など鑑賞するうちあっという間に三時間が経っておりました。
安来から岡山まで二時間はおつまみでつなぎ、岡山からの新幹線で夕食。
帰り道早くも心は次の旅へ。チケット入手困難な人気列車で、次回は岡山から博多へ行ってみようかと考えつつ足掛け三日の楽しい旅を終えたんであります。
滅多にないお休みを満喫いたしました ( *´艸`)
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