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2022年6月10日金曜日

豚足から君側に展開する

落語の噺の中ではよく駕籠屋さんとか馬子さんが符丁というものを使っておりまして、これはお客を前にはっきり金高を口にできない場合に仲間内だけで通じる言葉で話すんものだそうで。
今朝電ノコで豚足を切ってたらなぜだか急に今は亡きじいちゃんが言ってた符丁のことを思い出しました。

安芸門徒で奈良のお住寺だったじいちゃんは孫の中でも理屈っぽいあたくしを特に可愛がってくれまして、お酒飲みながらいろんな話をしてくれたものです。
その中に寺方の符丁のことが。
商売?柄?取り分けてお布施の金額なんぞ坊さんが言いづらいってことなんでしょうね。
覚えてるのは一が大無人(だいむにん) 大-人=一 
      二が天無人(てんむにん) 天-人=二
      三が王無棒(おうむぼう) 王-|=三
      五が吾無口(われむこう) 吾-口=五
という。
あとは忘れちゃったんですが試みにネット引いてみますとしっかり出ておりました。

大無人、天無人、王無棒、罪無非、吾無口、立無一、切無刀、木無十、丸無点、土無一 
だって。

数字以外でしゃれたところでは「御所車」ってこりゃ卵のことで、その心は中に黄身(君)が御乗りだという。

日本語っていいっすよね ( *´艸`)






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