故・手塚治虫先生がライフワークとされた「火の鳥」は不死鳥をモチーフに時代を超えて連鎖する壮大なドラマであります。
中でも特に名作の呼び声高い「復活編」をあたくし風邪ひいて寝ていた小学生の時に親が買ってきてくれたのですが、とても子どもの分かるような話ではなくずっと後になって読み返しようやく深みに触れたという。
未来社会で事故により瀕死の重傷を負った主人公レオナはオペで命こそとりとめますが、後遺症により人間が全て気味の悪い無機物に見えるようになってしまいました。
身体は回復し退院となっても見える世界に変わりなく悩める日々を送るそんなある日、ガラクタだらけ(に見える)の街の雑踏にたった一人人間の姿を見とめます。
若く美しいその女性の後を追い話しかけますが、実は彼女は作業用ロボットであり人間との交流は認められていないと言い相手にされません。
しかし度重なるレオナの求愛に次第にロボットの中に心が芽生え、事故の真相と相まって物語は思いもかけぬ方向へと展開していくのであります。
無機物に見える人間の中で無機物であるはずのロボットに人間を見るという哲理でありましょうか、深っいお話。
でね
あたくし最近これとよく似た状況に遭遇したんであります。
マスクだらけの街の中に稀にノーマスクの人を見かけますと、同じくノーマスクのあたくしにはそこだけ光が当たっているように見えるんであります。
ウィルス騒ぎもう終わってますよ。みんないつまでしてんでしょうか、マスク ( ;∀;)
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