住む世界の違いを見る

人生取り返しのつかないことはあるもので、あたくしの場合ファッションセンスを磨かなかったことがその一つとなっております。

先日お話したようにポスティングの依頼に行った業者さんで配る方のバイト応募と間違えられたくらいに、いわゆるダサいカッコが身についておりまして。

おまけに人に選んでもらって買った服をいつの間にか紛失するという悪い癖？があり、冬場の着た切り雀から春に変わろうというこの時期何を着て出かけたらよいやらトホホ状態であります。

今度の土曜日バッハ・コレギウム・ジャパンの「マタイ受難曲」を聴きに東京オペラシティに行くので、まさかバイトの格好でも行けなかろうと昨日服買いに行ったんであります。

出雲行った時の払い戻しがあったので旅行社行くついでと新宿へ。

全然当てがないためとりあえずお客さんの入っている伊勢丹に入り紳士服売ってそうなフロアへ行ったらば、なんつ～んでしょデザイナーズブランドつ～んですか？野暮天のあたくしが見ても普通じゃない人たちが闊歩しておりまして、売り場のお兄さんにしてからが只者でない感じ。皆さん芸能人ですか？みたいな。

自分の中ではよそ行き（死語）のウニクロチックなあたくし下向いて歩きながら這う這うの体で出てまいりまして、その後池袋東武のバーゲン会場で「いかがっすか～？」と呼ばわるおじさんにほっとしたような次第。

住む世界が違うってあるんですね～、と、伊勢丹あたりで感じてる人間が青山とか行ったら何を見るんでありましょうか？　( ;∀;)

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