今更ではありますが、新商品のヒントになったりするのでこのところアニメの「美味しんぼ」を見たりしております。
一世を風靡した漫画とはいえご存じない方のために大雑把におさらいいたしますと、東西新聞文化部のぐーたら変わり者社員山岡史郎と新入社員の栗田ゆう子の二人は味覚の鋭敏さを買われ、創業百年記念事業「究極のメニュー」の担当に選ばれます。
実は山岡は陶芸家書家として当代随一の芸術家にして料亭美食倶楽部主宰、美食を極めた男、海原雄山の実子でありました。
傲岸不遜なオヤジさんにその道を叩き込まれるのを嫌って手元を飛び出し母の旧姓を名乗る史郎と、ライバル社の「至高のメニュー」の監修を買って出た雄山が本当にうまい食材、料理をめぐって毎回対決するという。
今回見た回は「牛肉の力」、肉屋なら見ねばってんで。
宮崎和牛のステーキハウスで鉢合わせした親子は出された肉が美味しくない点で一致。
肥育日数と熟成の不足などその理由を語る史郎に「お前は一番大事なことを見落としておる!」と雄山。
翌日牧場に行って仔牛の中から良い肉牛に育ちそうな牛を選んでみろとなったのですが、史郎の選んだ牛にダメ出し。
「ここにいるのは去勢した雄ばかりだ、本当にうまい肉ならメスでなくてはならん!」
ガ~ン! 俺としたことが… ってなわけで。
松坂牛が未経産のメス牛であるように肉屋にとっちゃ常識なので、な~んだ、だったんですがそこじゃなくてね。
人間だって動物なんだから同様に男女では体のつくりが違うのは当然であります。
なのに今回のオリンピックじゃ史上初トランスジェンダーの選手が出場ってんでしょう。
体と心の問題は抱えてる本人にとっちゃそりゃ大変でしょうけど、純粋に身体使ってのスポーツにそれ持ち込んじゃダメでしょ! それ多様性じゃないし。
史上初ってことは後世に残る恥をさらしたわけで、選手の健闘ぶりには拍手を惜しみませんが主催者側がダメのダメダメですわな。
あとね
ぐーたら社員置いとけた時代はよかったなあと。
今ならすぐリストラされて派遣で代用となるでしょうけど、史郎とか浜ちゃん(釣りバカ日誌)のように隠れた光るもの持ってる人間っていた方がいいでしょ。
社会に余裕が無さ過ぎ!
変な時代になっちゃったなあ "(-""-)"
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