ですから今やその道の大家然となった稲川ジューンのカセットが発売された時も真っ先に購入しまして、確か新社会人となった頃でしたか、考えてみりゃあの人もそれで残ってるんだから幽霊様様でしょうかね。
本来タメが大切な怪談語りにおいて早口でまくし立てしかも活舌の悪い彼の話し方は決してその手の話に向いているわけではないのですが、実体験の多さに加え情景描写の折り込み方が巧みでふくらみを持たせるところに独特のワールドを構築しており、そのあたりが未だ他の追随を許さないのではないかと思うんであります。
その持ちネタの一つ「奥多摩の僧房」はジューンが毎年山上の寺院の僧房に籠って原稿を書く冬の話で、舞台は恐らくカヤック仲間にはお馴染みM神社ではなかろうかと?そういや先日ロープウェイで登った時それらしい場所があったなあ。
ジューンが夜中トイレに立ってボ~っと小用を足していると、後ろで個室の扉が開き誰か出て行ったという。手を洗いながら頭がすっきりしてくると気付くんですな、その日泊まっている客は自分だけでさっき入ってくる時電気を点けた事に。
怖~い ( ;∀;)
あたくしが早朝配達している某省庁に行くようになった最初の頃、春も浅い5時台はまだ真っ暗で守衛さん以外ほぼ無人の屋内は静まり返っておりました。おっかなびっくりトイレに行くと自動点灯で明かりがつき、つまりその日最初に入ったのはあたくしであろうかと。
小用足し終えてふと見ると、並んだ個室の一つの扉が閉まっているではありませんか!
だ・・誰かいるっ! ( ;∀;)
近代的建築に建て直されたとはいえ元は兵舎ですからな、何か因縁があっても不思議ではありません。あとも見ずにすっ飛んで出まして会社に帰ったんであります。
でね。
後日明るい時に確かめたら・・・。
掃除道具入れでした (*_*;
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