エレファントカシマシの「俺たちの明日」は昔つるんでた友達の夢を見て今はどこにいるかも知らない彼に呼びかける歌です。
時間を忘れて夢を語った十代から子育てと仕事に追われる三十代の今まで年と共に様々な想いを重ね、いろいろあるけどあのころの気持ちを胸にそれぞれ生きてゆこうという。
好きなんすよね、この歌。
意味の無い仕事に人生を摩滅されるハマショー的なものでもムカつくからバイクでぶっ飛ばすヤザワ的なものでもなく、現実の中でいっちょやってやろうぜ!みたいな骨太な感じがね。
人生の応援歌、なんつ~と早朝のAMラジオにハガキ書いてるじいさんみたいだけどさ。
フェイスブックに甲本ヒロト・重松豊両氏が徒手空拳で上京したバイト先で出会いお互いの夢を語るうち意気投合して長い友達関係になった経緯が、それぞれ名を成した現在の写真と共に載っております。
カッコいいんであります。
あの世界で成功をおさめなおかつ走り続けること自体実に稀有なことであり、それがスタートから二つ重なるというのは稀有×稀有=奇跡かよ!でありますが、一番乗りで着床して以来世の中に揉まれ揉まれてそれでも頑張って生きてるのだってある意味奇跡である。
生きるに値する人生を共に歩こうとエレカシは歌っているんであります。
仲間じゃなくても下積み時代支えたってのもええ話としてありますね。
金がないのに後払いでハイライトをくれた(井上順「お世話になりました」)とか、通ってたラーメン屋でライス大盛にしてくれたとか。
「きっと成功すると思ってました」なんて。
弊社裏の芝生にボーカルレッスンと思われる若者が通ってきておりまして、コピー機のあたりで壁の向こうからこっちに向かって大声で歌うもんだから丸聞こえ。
先ほどの伝で行けばお肉差し入れて激励しといて、もしメジャーになったら「昔世話したのよ」とか言いふらすんでしょうけどね。
それがさあ
ヘタなのよ~ ( ;∀;)
無理やり高音出そうつするもんだから変に裏返るやらはっきり言って騒音以外でなく、黙って聞いてるだけで十分支えてる事になりますわ。
どっか他所行ってくんないかなあ "(-""-)"