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2026年1月9日金曜日

AIに出題する

 シンギュラリティとは進化における極大期だそうでそこを境に一瀉千里に物事が進むという。

約十年前に聞いた講演会ではAIのそれがすぐそこまで来てると、インターネット草創期から関わって来られたさる高名な方のお話で聞いたもんですから今日か明日かと思ってたところがそんな急には来なかったわけで。

しかしですよ

最近になってチャットGPTによる自○幇助で製造元に訴訟起こしたりとか反対にAIと結婚したいなんて人が現れるとか、その時聞いたことが徐々に現実の問題になってまいりましたようで。


SNSに面白そうな映画の一部分を上げては紐づけてどっかに引っ張ろうとするのがよくあります。

たまにコメントにネタばらしちゃってるのもあるけど大抵は分からず、かといってみすみす釣られるのもアホらしい。

あたくしの場合どういうわけか(知ってるけど)おスケベ動画でその手のものがよく来ましてこの女優さん何て方だろう?なんて時は写真と似ているA○女優検索というサイトを使ってスクショで検索しております。

何やってんだ? ( ;∀;)

最近知ったグーグルレンズってやつは先ほどの映画のワンシーンで同様の作業しますと驚くほど高確率で作品名が分かり、同時に解説まで付くという。

マジすごいっすよ!

そこでふと思いついたことがありまして

大分前にやってたお絵描き名場面落語クイズはあたくしがイラスト描いてSNSに出題するもので、たま~に同好の士が答えてはくれるものの画力の不足と下げのシーンは描かないこだわりでこちらの思う場面と回答者の思う絵面とが結構違ってよっぽどベタでないと正解に至りませんで。

でですよ

これをグーグルレンズしたらどうなるのか? 

やってみましたらものすご興味深い結果が出ましたんで落語に興味ない方でも出来たら見てみて。



これは一番正解率の高かった(言うほど解答来なかったけど)名作「芝浜」で勝五郎が二度寝から起きたシーン。

不正解とはいえ驚くべきは即座に落語のイラストと看破してるとこなんですが、考えてみりゃ過去の購買や検索、アップした履歴などからの類推を得意とするGoogleであってみればそこはまああるかと。
しかしながら数ある猫の登場する噺の中から人物配置や表情を読み取って「猫の皿」に繋げるあたり、なかなかやるんでありますよ。

ただここで浮かび上がる問題は猫は猫のまま認識しているところで、それが擬人化したキャラであるという判断まではつかない、ましておや愛猫をキャラ立ちさせたいという描き手の情動に対しては完全に不可知であり、そこにこそ人と AIを分けるなにものかがあるようであります。




これは大雪の日妹を連れて芝居見物に行った帰り雪で難渋していると言う浪人風の男を乗せた船頭の噺「夢金」実は追剥であった侍の手から娘を助けるという。

「粗忽長屋」も「千両みかん」も雪の場面はありませんが、先ほどと違い猫を人物と認識しているのはどこが違うのか興味深いところ。




これは清水寺で見かけた名高い道具商がお茶屋で出された茶碗に首をかしげているのを見た流しの油屋が、価値あるものと勘違いしたことで起こる騒動「はてなの茶碗」

茶金のモデルはあたくしの落語の師匠いばさく氏でスキンヘッドを描いたところお坊さんと認識しており、ハゲ→坊さんと意外に短絡的で、袈裟などの複合的な要因までは目が届かないようであります。
タイトルの推論に至っておりませんが、褒められてるような?



幕末、暮れ六つを過ぎると浪士集団の追剥が出るため吉原行きの駕籠止めとなったところへこういう時行けばモテるだろうと無理くり駕籠を出させる噺「蔵前駕籠」

これに関しては落語の文字は見られずしてみると履歴からの類推だけとも思えないわけで、どのような判断基準なのかまた分からなくなりまして。

吉原の文字と駕籠を小さな箱と見たところで両者を結びつけてお籠りと解くあたりひねりが利いておりこれもなかなかのもんでして、更にキャラの様子から風刺画とは買いかぶられたもんであります。

画面では見切れておりますが吉原の上に決死隊と書いてまして、これが入っていたらまた違う判定になったんでしょうか?


いかがでしょうか? 面白くね?

冒頭の講演会で講師の先生が加速度的に進むAI万能社会において効率化のための削ぎ落としの中で人が人としてのアイデンティティを保つために何をすべきかとの問いに答えてたのが、歌を詠む、絵を描く、楽器を奏でるなど情動に直結したものでありました。

なんかあたしの事?みたいな。

言うてもでっせ(関西弁)これ全部AIもやるわけで、精緻という点においては人間以上の能力を発揮するでしょうが、例えばあたくしの絵のごとく基礎習ったわけでもなくデッサンもバランスもでたらめなヘタクソに描くことは最適解に最速でたどり着くことが命題のAIには逆に出来ないのではないか?

最適、最速?

そういやこれ書いてるのだって朝の四時台で、もちろん仕事の合間でありますが何の意味があるのか?
おスケベ検索だってやってる途中時間の無駄だとつくづく思いますし。

ここまで長々書いて思い至りました、人間らしさとは意味の無い無駄なことをでも好きだからやるという。

人間だもの

これで終わるのかよ! 無駄だ ( ;∀;)


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2026年1月7日水曜日

手の届く範囲にあると思う

 連休明けというのはとかく暇になりがちでありまして皆さんお金も時間も使っちゃったものかと。

しかし正月明けは次の連休に成人の日を控えているせいか一瞬忙しかったりして、昨日はその日だったので久々に三時起き、その流れで会社泊りとなりました。

暮れの疲れの残滓か正月ボケか、まだ調子が出ない中ではありましたがちょい風がある中でパップテントがどの程度機能するのか試したくてクラパイ開催することにいたしまして。

思い出せる範囲でもこの時期にやるのは初めてではないか?いわゆる記録の残る中でもしくは観測史上最も早い開催というわけで。


世の中的にも本稼働したばかりと見えまだ喧噪もさほどではなく夕暮れの空の色は清涼そのもの。ピンと張りつめた冷気ですが思いの外風は無く固定しなくても内装の重みだけで飛ばされる気配も無し。

今回から銀マットを背後の緒屏風にしたのでシート越しの冷気も伝わらず正面の焚火だけで結構な温かさであります。

足先だけは冷えるのでアウターソックス履くとか、一番いいのは練炭こたつ一人用に改造するとか。立てなくなっちゃうけどね。

本日の焼き物は国産経産牛のハラミと星空の黒牛ステーキ切ったハンパ。


最初の二次燃焼の火で熾した炭を七輪に入れ焼き始めつつ思うのはセッティングからここまでの流れが吾ながら実にスムーズで、なまなかの素人?ではこうはいくまいなんて。

火が盛んになったところでカバー外して普通の焚火へ。

ビールぷしゅして漬物食って肉焼いて、あ~星空美味い!ハラミは硬くて売れない。

カゴに割り置いた薪を火勢のタイミング見てくべながら焼肉終えた七輪の網に置いたやかんでお関して、あ~なんて幸せなひと時。この環境残してくれた亡きおやじに感謝しつつ。

にしてもですよ


幸せってやつはこうやって全部が居ながらにして手の届く範囲にあるものではないかと。

無理して取りに行ったり誰かに言って持ってこさせたりするものではなく。

ものすご抽象的ですけど。


四合瓶ほぼ一瞬で飲み終えお開きとなりまして、以前に比べると酔っての片付けもさほど苦にならず、むしろ元通り片付いた後見るのも幸せの一つに数えようという。


大人になったなあ

って言うか大人過ぎちゃったのかしら? じじいだもの "(-""-)"










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2026年1月6日火曜日

AIとNKを考える

多忙な年末は急に帰宅できなくなることが重なるため愛猫お茶々さんを上の坊主の家で預かってもらうのが恒例でありまして、ところが昨年一戸建てを購入したので新居を汚されるのが嫌だと断りやがりまして。

なんつってもお茶々さん、鼻炎持ちなのであっちこっちに鼻水飛ばしますんで。

そこでダメもとでひとり暮らしの下の方に頼みましたらあっさりOK.

そもそもお茶々さんがうちに来た当初学生で在宅も多かった彼と一番接する時間が長く、最初先妻?の愛犬あんこに気を使って乗り換えの早い薄情な父親を白眼視しがら同じようにはすまいと思っていたところが自分もすぐににゃんこビームにやられてすっかり下僕と化してしまったようなわけで。

で、三週間ぶりとなるこないだの日曜日送ってきてくれまして。


お礼にと焼き肉おごりながらいろいろ話した中で、独身男が猫を飼うと結婚できないと言われる訳が分かったわと。

こりゃ一種の都市伝説でありましょうが見事に坊主の心情を表しておりますな。

あたくしも犬猫両方飼ったことがあるので分かります。

犬の直線的な愛情表現とアクティブさはそれはそれでもちろん可愛いのですが、ある種の人間にとって猫の魅力はそれ以上というか比べること自体意味がないほど精神的にディープな部分に触れるんでありますよ。

まあ平たく言えばツンデレに引きずり回されるどM感覚ってとこでしょうか。


聞くところによれば最近はビッグデータ解析により何を問いかけ相談しても聞き手を善肯定してくれるAI沼にハマってしまい極端な例ではそれと結婚するなんて言い出す始末だってんで。

言うたら猫ってのはその真逆でこちらの意のままに全くならないかと思えばつっけんどんな態度の後で心にするッと滑り込んでくるような甘えぶりを示してみたり。


送ってもらった写真見たらばソファーらしいものに座って画面見てる膝にちょこなんと寝そべってはお手てなんぞ出してましてね。

そりゃあ癒されますわ。


でも早く結婚してほしいから今年は預け先考えねばならんか? 

つ~かあたくしいつまでこんな暮らししてるんでしょうか、そっちの方が問題だ "(-""-)"










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2026年1月5日月曜日

ロックがやってはいけないことを考える

そんなわけで(前項参照願います)金沢の某Aホテルでの年越しの折お休みになったお友達を横にダラダラ飲みながらあれこれ考えるともなく考えておりまして、いよいよ除夜の鐘となったあたりでテレビつけ「ゆく年くる年」を見ようってんで。
この番組見ながらの年越しってのが、まだそこまで起きていられなかったにもかかわらずガキの頃から刷り込まれているようであります。

そしたら紅白の最後の方に引っかかり大トリの聖子様が歌ってるあたりから見てしまいまして。
ああこの人もさすがに声量落ちたなあなんて。
で、点数数える間ダイジェストシーンやりまして、あ、そういや永ちゃん出たんだっけ。
白組勝利となり例年のごとく「蛍の光」歌ってお開きとなりましたが、昔あった優勝旗授与とかは無くなったようで割にあっさりしたエンディングでありました。

その昔まだお茶の間が実在した頃の大晦日といえば家族そろってのレコ大→紅白が王道中の王道でしていずれの番組もそれが架空だったにせよ「権威」というものがあり、同時に昨今の流行語大賞のように「何でよ?」とは言われない順当な結果として誰もがうなずくヒット曲があったもんで。

紅白はバラエティー色が強く応援合戦とかスター総出の派手な演出でございまして、大御所とされる方がズッコケて(死語)て見せたりまさしく今年の汚れ今年のうちに的無礼講な騒ぎでございました。
なんかあれね

今にして思えばスターと言えど使われてる身、みたいな権威にひれ伏す感がありましたわな。
みんな喜んで見てたわけではありますが。

時を経てレコ大も明らかに格落ちな受賞者が選ばれるようになり立花隆の登場でNHKが激震していずれの権威も地に落ち、加えて一家離散のようにテレビを中心とした輪が無くなってしまえば紅白としても向こうからすり寄るような妙な人選にならざるを得なくなったってとこでしょうか。
にしてもあれね

永ちゃんが白組の優勝旗掲げて「ロックンロ~ル!」とか叫ばなくて本当に良かった!

んで郷ひろみなんか可哀そう "(-""-)"









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2026年1月4日日曜日

己の中に降り積もるものを見る 金沢の旅

 あけましておめでとうございます、本年もニッコーニッキーをよろしくお願いいたします。


年末の騒ぎですっかりくたびれましたが31日から新年二日にかけて能登金沢を旅してまいりました。

お昼の新幹線に合わせゆったり起きて大宮から乗車、お楽しみの一杯やってるうちに二時間で到着いたしましてタクシー運転手の方も言ってましたがアクセスの簡便化は観光客呼ぶんでありますね。

インフラは大事だ。

早速チェックインした某Aホテルは正月料金にもかかわらず大変お安いのに温泉付きで、柔らかな泉質の露天風呂からは金沢の街が一望。

風の冷気は頭髪(ほぼ無い)を冷やすけれど身は暖か、まさしく疲れが湯に溶けていくような。極楽極楽(慣用句)~。

年内最後のひとり万葉集です


 温度差に 禍福のことを 思いおり 能登の露天の 風の冷たさ


展望ラウンジでビール飲みましてさて晩飯に出ますとホテルは繁華街片町にあるものの日にちが日にちとあって営業してるお店は少なくお客が集中してほとんど予約で一杯、それでも探すうちいかにも地元って居酒屋に入れました。

能登の鰤美ん味い!

あれこれ飲み食いしさっき見かけたラーメンで今年の締めとなりました。

また風呂入ってから部屋でダラダラ飲みながら年越し。

いいよね、こういうの。


年が明けまして。

お友達の企画で白川郷へ行くのですが金沢から白川?遠くね?

ところがですよ、高速の白川インターは合掌造り集落の近接地であるため直行バスで90分ほどの好アクセスなんだそうで。

遠路車で走った若い日から隔世の感であります。

往路金沢発は満席のため電車で富山まで行きましてそこから乗るわけですが、元旦の朝一から飲み鉄飲みバス出来てこれはこれでまた吉。

平地を離れ傾斜を急にする高速を走る車窓は白川が近づくにつれ雪景色となりなんかね、絵に描いたような。

到着したバスターミナルにはこのところの騒ぎでめっきり減ったC国語に代わりアジア圏の観光客の言語が飛び交い、つ~かほとんどアジア人って感じ。結構ごった返しておりました。


散策しつつ歩むうち風花程度だった雪は本降りとなったものの遠山にかかる雲からは薄日が射し、白く透かし見る急角度の藁屋根や野道を行く人影を一種不可思議な世界にあるかのように変えてゆきます。

新春のひとり万葉集です


 降り込めし 雪の幕間の ひとときを 白川郷は 異界に通ず


展望台から降りるまで降り続いた雪が止むとなんだか急に現実世界に戻ったようで、蕎麦屋の順番待ちはバスの時間であきらめたけど飛騨牛コロッケ揚げたてで店開いたとこに行き会わせ並ばず買えたし、ターミナルまで食べ歩きしながらこのグッドタイミングにやっぱ俺たち最強の二人だねえなんつってさ ( *´艸`)


金沢直通便は70分くらいと行きより早く、スタバで時間潰すうち予約時間となり地の食材とお酒のお店で晩餐となりました。

お刺身って何で飽きないんでしょうか? 

本物の蟹面おでんもお初。卵が美味いんだねえ。

炙りへしこも美ん味い美ん味い。 あ~飲んで飲んで食った食った。

ここでひとり万葉集です


 君がため 惜しむ財布は 持たねども 締めに食うかよ カニイクラ丼


最終日の兼六園はこれも本降りの雪の中。

初日お友達が一人先行した時にはただの公園に見えたとのことですが、雪の魔法はこの時も効いており金箔で名高い金沢を白銀箔で包んでおりました。

茶店でビール飲んでたら目の前にカワセミの六ちゃん(勝手に命名)が!

新春の鳥は大変縁起が良くおめでたいんだそうでなんたる幸先のよさよ。

ありがたいありがたい。


仕事ばっかでどこへも行けない時は仲間のSNS見ちゃ、ふん!こんなもん一時だけの喜びで人生に何の意味もないわ!なんつって不貞腐れますがやっぱ旅はいい!

意味なんざ要らんわ! 知らず降り積もって溶けずに残る雪のよう。

実に楽しい三日間でありました。


























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