初めて映像で見たころは「誰だこのおじさん?」なんてまさかミュージシャンとは思わず、電気グルーブと聞けばヒット曲の一つや二つは耳にしておりまして、らしからぬゴツい容貌とのギャップで色物的な物珍しさからいつの間にか異色の俳優として超売れっ子になっておりました。
特に横山秀夫の傑作小説「64」のドラマ版の主人公三上報道官役は出色で、映画版の佐藤浩市が男前過ぎるのに比べ原作そのままのイメージでありました。
サツカンがクスリで捕まっちゃシャレになりませんが。
しっかし人気の陰りや現役引退後の寂しさの中でついついお薬という話はよくありますが、絶頂期ともいえる中での過ちとは人間の業の底深さといいますか、毎度申しますように身に余る才能が必ずしも人を幸せに導くわけではないんだなあと。
いずれにせよ犯罪の中では再犯か更生か極めてはっきり分かれるところ、背景に反社会的なものがないのであれば一度きりの失敗として立ち直って欲しいもんであります。
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