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2016年9月20日火曜日

秋のシリーズを明かす

はい、約一名以外ほぼ何の反応もありませんが自分の好きで勝手にやっておりますお絵かき名場面落語クイズ、今回も答え合わせです。
 
骨とう品を売買する男が街中では客が擦れてしまいなかなか買いたたけないと旅に出まして、とある田舎の茶店でその日も収穫がなかったと一服しております。と、捨て猫を拾っては飼っているという主人の使っている猫のエサ入れが古伊万里であることに気付き、猫好きのふりをして親切ごかしに掠め取ろうとしますが・・・。「猫の茶碗」


これもあたくしの大好きな噺。正直清兵衛とあだ名されるクズ屋がどうしてもと頼まれ貧乏浪人の長屋で仏像を買ったことから、二転三転の騒動が巻き起こります「井戸の茶碗」 これは高木作左衛門という若い藩士が、お長屋の二階から清兵衛のざるに入れた仏像を見つけて呼びかけるシーン。くすぐり満載の志の輔盤は必聴です。
落語の中にはこのように善人ばかり出てくる噺も多ございまして、やはりハッピーエンドは聞き手も幸せになりますな。
 
 
数少ない落語クイズファンいばさく師匠よりリクエストがあり秋の噺シリーズをやれってんですが、あたくしの薄い持ちネタで特に秋と言われても浮かぶのはこの噺くらい。
落語聞いたことのない人でもこれはお分かりかと。遠乗りに出た殿様がたまたま立ち寄った田舎家で出された秋刀魚の味が忘れられず、親戚筋の祝い事の席で好きなものを作ると言われ所望しますが・・・。熱いものは熱いうちに食べられるのは庶民の幸せというものか?


幼馴染の碁敵が待った待たないの小競り合いの挙句三年前の借金の話なんぞ持ち出す騒ぎとなり袂を分かったものの、お互い他に相手も無くやがては仲直りというどっかの二人と似たような「笠碁」 ラストにかかり菅笠で出かけるのが秋の長雨の中だそうで、ちっとも知らなかったけどそういう訳で秋の噺です。


引っ越しで長屋を移ってきた夫婦。亭主の方が度を外れたそそっかし屋でございまして、女房に言いつけられて箒を掛ける釘を打ったところが五寸より長い瓦釘を壁に打ち込んでしまったという。
突き出た先っぽで怪我でもしたら大変とあやまりに行きますと、そこは隣ではなく筋向いの家でした「粗忽の釘」 引っ越しは春と秋が多いから秋の噺なんでしょうか?空を日暮れの茜色にしてみたけど夜のシーンだったような気も。
 
はい、今回はこんなもんです。秋の噺シリーズもうちょい続きます。
マジど~でもいいでしょうがもっともっとやるってのっ!何怒ってんだ? ( ;∀;)
 

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