Pages

2023年1月31日火曜日

長足の進歩を踊る

アメリカ映画の影響を受け日本でブームになるという現象が以前は定期的に起こったもので、スケボーだのビリヤードだのありましたがその筆頭は何といってもディスコでありました。
ホントすごかったっすよありゃ。
「サタデーナイトフィーバー」は1977年公開ですからあたくし15の年。
他の映画に行った時予告編で見たことを覚えておりまして、ジョン・トラボルタの靴がステイン・アライブに乗って颯爽とステップ踏んでましたっけ。
演奏してるのが「若葉のころ」や「メロディーフェア」などメロディアスな名曲で知られたビージーズと後から知り、その変貌ぶりにも驚かされたもんです。

とは言いながら実は一回も見たことなかったところが、先日アマゾンプライムのお薦めに上がってたので見てみたんであります。
実に公開から45年を経て!
そしたらね

いや~素人のあたくしの目から見てさえ、なんちゅうダッサいダンス ( ;∀;)

トラボルタの役どころはうだつの上がらないイタリア移民の不良少年であるけれど、ディスコに行けばピカ一のダンシングキングとしてブイブイ言わせるという。
え~キングなのにこれかよ~、みたいな。
特に胸の前で交互にゲンコツ作った両手をぐるぐる回すアクションなんざ笑っちゃうような。

ある意味のどかな時代ではあったんでしょうが現代のものすごいダンス見ればその進化ぶりに改めて驚くとともに、マイケル・ジャクソンの果たした役割の偉大さにもまた思い至るところであります。






にほんブログ村 料理ブログ お肉料理へ

2023年1月27日金曜日

明日の直売会のお知らせ

 嫌な天気ですね~!

明日も予定通り直売会開催いたします。

九時から二時まで、整理券は四時からです。

もしかして雪降るかもですから暖かくして足元ご注意の上お越しくださいね。


い、忙しいからイラスト無しで ( ;∀;)




にほんブログ村 料理ブログ お肉料理へ

2023年1月26日木曜日

過ぎた日の杉谷を想う

鬼おろしというのをご存じでしょうか?
大根を荒めにおろしただけのものなんですがこれが美味いんであります。
特に甘みの増す冬場は結構で、付け合わせはもちろんおぼろ鍋にしたりしょう油垂らしてそのまま食べてもいけるという。
秋口に谷根千散歩をした折亀の子だわしのメーカーショップで鬼おろし器を見つけ購入しまして、竹製の昔ながらのそれは見た目もレトロで良い上に聞けば熱伝導率が低いため素材を損なわないんだそうで、先人の知恵というのは実に侮りがたいものでありますな。

そんなことでこの冬はもっぱらこの道具を使っておりますが皆さんもご経験ありましょう、大根って最後までおろすと自分の指までいっちゃいがちですよね?
商売柄手を切ることには慣れておりまして、鋭利なものでスパッと切るのは意外と痛くなく(痛いけどさ)治るのも早いところが、ギザギザでやっちゃうとジクジクいつまでも痛いし傷もなかなかふさがらないものです。
いわゆるおろし金なんざ後者の急先鋒といったところですが、竹の鬼おろしとくるとまた一層であります。
そこで思い出したのが杉谷善住坊なんであります。

鉄砲の名手という以外全て謎のこの人物は浅井攻めから退却してようやく京に入ろうという峠で織田信長を狙撃し失敗したことで名前が残っておりまして、その後捕らえられ処刑されたんですが信長らしいといいますか実に残酷な処刑法で、首から上だけ残して土に埋め通りがかる旅人に竹ののこぎりでひと挽きずつ首を挽かせたという。

これを称してのこぎり挽きの刑ってんですが、あれっすよさっきの鬼おろし!
指でさえ痛いんだから首なんざ挽かれたひにゃああなた、そりゃもうたまらんでしょうに。

善ちゃん息を引き取るまで五日もかかったらしいっすよ、ああやだやだ ( ;∀;)
美味いもん食おうとして嫌なこと思い出しちゃいましたよ。
でね

あたくしのおろし器を善ちゃんと名付けました。
なんじゃそりゃ!







にほんブログ村 料理ブログ お肉料理へ

2023年1月25日水曜日

太川陽介は一生ルイルイなのかと思う

やらないよりはましだと言っても今更ながら何たる拙速。
回りみんな罹ったけど大した症状にもならずで、この分類があるからひっ迫だなんだの騒ぎになるわけで。

例によってお古い話なので、分かる方だけ分かっていただければ結構です。
つ~かなんで分かんなきゃいかんのだ!って話だけど。

さっさと五類に下げろってば!





にほんブログ村 料理ブログ お肉料理へ

2023年1月23日月曜日

歌会に疑いを抱く

自分に経験あるわけじゃありませんが高校球児が予選に負けた翌日にはもう練習開始して「次の甲子園はもう始まっている!」ってなことを申しますようで、なにやら26日にはもう給料日前だなんて言うスチャラカ社員(死語)みたいな。

18日に宮中歌会始が催され、前日まで補欠の呼び出しに備えモーニング用意してお待ちしていたあたくしの歌は結局不採用でありました。嘘だけど。
今年のお題は「友」で早世した親友を詠んだんですが、考えて見りゃおめでたい新春の席にお悔やみってのはどう考えても不釣り合いでそりゃ採用されないだろうと。
まあ多分それ以前の問題だったんでしょうけど。

発表された来年のお題は「和」。
ちょっとつかみどころないですが「次の歌会始はもう始まっている!」というわけで又ひねり出したいと思います。

それにしても今回気になったのは例年なら古式にのっとって朗々歌い上げられる陛下の御製を、アナウンサーの代読?で済ませていたことであります。

なんか嫌~な感じ "(-""-)"

今日のひとり万葉集です

 古の 大和心を 人問わば 大御宝の 大きなる和と

どっかで聞いたような? ( ;∀;)







にほんブログ村 料理ブログ お肉料理へ

2023年1月20日金曜日

同じ性癖の女と暮らす

どういうものか子どもの頃からグリンピースが苦手だったんであります。
お恥ずかしい話ですがいまだにお昼に配達されるお弁当に入っていると、それだけを選って残しております。

うちのお茶々さんのキャットフードは懐石シリーズというちょっと高いやつでノリだのかまぼこだのの他に小魚が入っている袋があり、猫だから好きなんだろうと思ったらそれだけを選って残すんであります。
お皿に残ったのを見るにつけ、ペットと飼い主が似るってのは本当なんだなあと。

そういやにゃんチュールとかも特に喜ぶわけでもなく、総じて食べ物にさほど興味がないようでだからちっこいのかもしれません。

可愛いからいいけどさ ( *´艸`)






にほんブログ村 料理ブログ お肉料理へ

2023年1月18日水曜日

舞踏会の手帳する

 ネットショップが軌道に乗ってからひとり担当者(発送は藤ちゃん課長)として12月はやたらと忙しく、ここ何年かは来た年賀状に対して返事を出すことしかできておりません。

しつこく言っているように還暦を迎えた去年、同級生からの賀状はみんな定年の文字。

そんな中ハンググライダー部で四年間コンビを組んでいたひろゆき君からも嘱託になったとありまして、そういやあんなにも毎週つるんで飛び歩き、飲みに行っては先輩のアパートに転がり込んでポットン便所で交代に吐いていた彼と卒業後にあったのは一回だけだったなあと。

いくら東京と栃木で離れてはいても親密さの度合いの割に不義理しておりました。

第二の人生を意識するようになったこともあり、今年は会って飲もうと携帯番号書いて返信しましたらさっそくショートメールが来て繋がることが出来ました。


N部君の引っ越しの時所沢航空公園駅を通りかかり「あれ?前に来たことある」と思ったら、この仕事に就くにあたり半年間学んだ竹岸食肉学校での同級生さかえや君のお店の前でありました。

茨城の土浦にあるこの学校は全寮制で、厳しさの希薄になった現代に逆行するスパルタ方式の下51期生である我々の時代まで続く傾いた青雲寮の一部屋ごとに詰め込まれた男六人が寝起きを共にしながら、早朝のランニングから十時の消灯まで時間に追われるカリキュラムをこなすという。

同室だった彼と泣きの涙で別れを惜しんだ卒業後、お互い結婚式に呼び合い何回かお店にも顔を出したもののこちらも親密さの度合いの割に不義理しておりました。

引っ越しの帰り道N部君に車停めといてもらいお店に入りますと大変に喜んでくれまして、30年ぶりくらいになる再会を果たしたんであります。

ブログ詠んでくれてるとのことでお茶々さんの事も知ってくれておりました。

後継者難からお店を閉じる小売り屋さんが多い中、しっかりした仕事で奥方ともども父上から受け継いだ繁盛店を切り盛りされておりました。もらったシウマイ美味かったなあ。

確か彼は八つ下?まだまだこれからでありましょう。



白黒時代の名画「舞踏会の手帳」は残日を数える黄昏にかかった老貴婦人が、華やかなりし若き日盛んに通った舞踏会で出会った人々の消息を、思い立って当時記した手帳を基に訪ね歩きそれぞれの人生悲喜こもごもを味わうというお話でありました。

なんかね、あたくしも残りの人生数えられるくらいになりそんな感じなんでしょうか?

みなさん「喜」のご様子、あたくしだけ「悲」になりませんように~ ( ;∀;)








にほんブログ村 料理ブログ お肉料理へ

2023年1月17日火曜日

始発地を終点とする

竹馬の友というのは文字通り竹馬に乗って遊んでいた頃からの友達だそうで、中学一年がその年ごろとは思えませんが以来今に至るまでの長い付き合いという意味ではN部君はそれにあたるんであります。
そんな彼がこの度新生活をスタートするため引っ越すことになり、土曜日にデカブツの移動を手伝いに行ってきました。

カヤックやバックカントリーなど好きなアウトドアフィールドに行きやすく、日々の暮らしの中に炎を取り入れるのをコンセプトに選ばれたのは飯能の地でございまして、昭和な味わいのありつつなかなか繁華な商店街を待つ東飯能駅から車で20分ほど、さわらびの湯という日帰り温泉まで徒歩五分、も少し行けばカヌー工房もあるダム湖があり、少し下れば集落もあるという田舎と言えば田舎ですが人里離れたというほどでもなく、目の前は名栗川の清流で夜には星がきれいに見えようという結構な場所でありました。

建物はというと三つ並んだログハウス風の真ん中の梁の太い合掌造りの三角屋根と丸太をふんだんに使ったバルコニーと階段を持ち、一階は白木の床のワンフロア、二階は畳敷きの和室が二間と人を呼んで騒ぐもよし普段一人で住むにも十分な広さであります。
まだリフォーム中ながら既に後付けの囲炉裏があり更に薪ストーブも設置を待つ段階で、火に囲まれた暮らしがすぐそこまで来ているという。

家電の移動と掃除が一段落したので回り歩いてみましたら川の少し上流には絶対釣れそうな澄んだ淵があり、下流にはホタルが出るらしく目の前には桜の木。
四季の自然を居ながらにして味わえるという。
しかもですよ

名栗川というのは我々二人が高一の時初めてゴムボートで下った川で、後のアウトドアチームエルフへと続く第一歩を踏み出した場所なんでありますよ。
地図調べたら確かに目の前を17才の我々が下っていたんであります!
43年の時を経て終の棲家にある意味でのスタート地点を選ぶなんざあなた、なんとも心憎い演出じゃございませんか。

ガキの時分から何かにつけて張り合ってはきましたが中三の時歴史の期末試験に一点差で勝った以外、正直何をやってもかなわなかった奴にまたもやられちまった気がしまして、毎日あくせく仕事に追われる一方の己の人生ってものをいやがうえにもこのままでいいのかと考えさせられてしまいました。
あたくし決めたんであります

新居成って泊りに行ったら奴を酔っぱらわせて一筆書かせようと。
すなわち「わたしの身に何かあった時はこの家を才谷屋にあげます」と ( *´艸`)








にほんブログ村 料理ブログ お肉料理へ

2023年1月13日金曜日

キッチンでしたがる女をけん制する

猫というのは一般的に下がきれいで、一度自分の場所を覚えるとあまりあっちこっちに粗相をするということがないようです。
おしっこは特に臭いので布団にでもされた日にゃあ大変ですから助かるんであります。
あたくしの愛猫お茶々さんも同様なのですが大きい方となるといない間にキッチンのシンクにしてあることが多く、とはいえドライフードのおかげか乾いてコロッとしたブツであるし水場でもありさほど始末には困らないんですが。
とはいえ食べ物扱う場所だしやっぱよろしくはないと。

そこでお茶の留守番が長くなる今回の一人暮らしを機に一計を案じまして、以前使っていたマルチスタンドみたいなやつの金網を出かける時シンクにかぶせるようにいたしました。
大きさもぴったしで。
功を奏したものと見えシンクは無事なのはいいけどトイレにもブツが無い?
でもどっか陰でしてもいない?

三日もしたら心配になってしまい「どこでもいいからウ〇チしてくれ~!」と言ってもどこ吹く風のにゃんこ面。
さてはと思い坊主にメールしたら、営業の途中昼めし食いにわが家に寄る度してあるのでトイレに流してくれていたという。

ああびっくりした ( *´艸`)









にほんブログ村 料理ブログ お肉料理へ

2023年1月11日水曜日

行き場を失った情熱を考える

先日坊主の独立の話を書いた時子ども部屋おじさんについて触れましたがなんちゃらおじさんという呼び方は昔からあり、あたくしが子どもの頃になんちゃっておじさんってのが流行りました。

電車で一人ぶつぶつ言っては最後に「な~んちゃって」と繰り返すおじさん。
うるさいと文句を言われるとシクシク泣きだし、文句つけた人が下りた直後ウソ泣きやめると両手で大きく輪を書きながら大声で「な~んちゃって!」
ラジオの深夜放送の投稿に端を発し「俺も見た!」「わたしも見た!」とネット誕生以前の時代に口コミで大ブームを巻き起こしたという。

思うに「おじさん」というちょいお間抜けでありながらなんとなく親しみある響きの呼び方を接続することにより、ある現象なり行為なりが解毒された形で一般化されると申しましょうか。
その後これを逆手に取って親しみやすさをアピールした「令和おじさん」のような見苦しいマッチポンプもありましたけど。

ピアノ初めてクラッシックコンサート行くようになり、そこで「ブラボーおじさん」なる存在を知りました。
これは演奏の終わりに真っ先に「ブラボ~!」と声を出すことに命を懸けているごとき人のことで、長大な交響曲などで楽章の合間ではなく最後の一音まで熟知しているぜわたしって奴は!とアピールする通ぶった方を揶揄する呼び方だそうであります。

いそうだな~ ( ;∀;)

例の流行り病が沈静化しても相変わらず声出しを禁じているライブなどが多い中で、特に意識高い系であろうクラッシックコンサートはその傾向高く思われ、したがってこの手のおじさんたちは生きがいを失ってさぞかし切歯扼腕していると思われます。
あのウィルスの弊害はこんなところにも来ておりました。

ちなみにこの方はそれではありません ( *´艸`)






にほんブログ村 料理ブログ お肉料理へ

LinkWithin

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...