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2022年9月9日金曜日

ハマショーはハラショーではなかったと気づく

   路地裏の 少年という 曲のため 少し曲がりし 君の十代

俵万智さんの歌にも詠まれた浜田省吾さんの名曲「路地裏の少年」は我々の世代ドンピシャでありまして、デビュー曲がいきなり代表作になった稀有な例とはいえセールス的には最初から成功であったわけではなく、これまた我々世代の「宇宙戦艦ヤマト」が再放送の度じわじわと人気が出たのに似ております。
あたくしも大好きでしたね~。

弊社現場で流れる音楽はみっち部長セレクトをユーチューブからスピーカーに飛ばすもので、最近増えたハマショーを聴きながら仕事しておりますと思うところ多いんであります。

あの時代乱立するミュージシャンの中を走り続けて今に至り、残った数本の巨大な柱の一本となった浜田省吾。
70年代のアメリカ青春映画の匂いが色濃い初期作品から後に社会問題に踏み込んだメッセージ性の強い曲まで一貫しているのはなんつ~んでしょう、仕事=嫌だけど生活の為しかたねえし、みたいな。

その詩に曰く「頼りなく豊かな」「飽食とエゴに満ちた」「銀行と土地ブローカーに生涯をささげる悪夢のような」この国がベースとなっておりまして、子供の七人に一人が貧困にあると言われる現在から考えりゃ誰もが少なくとも十分に食うことのできた時代のなんとも贅沢な悩みであったなあと。
「意味のない」「忙しいだけの」仕事っつったってちゃんと正社員でしょ、労働者の半数以上が非正規で将来が見えない中普通の若者が結婚もできない今を当時想像し得たわけも無く。

もうひとつは「俺はこのちっぽけな町を出るぜ。縛られた鎖を断ち切って自由に生きてやるぜ!」という。
あたくしもそんな空気の中でここまで来て、今になってかつて煩わしいと切り捨てたものがいかに大切であったかを痛感しております。
親類縁者、隣近所、地域社会といった一見しがらみとも見えるそれらが実は個々を結びつけるセーフティーネットともなっており、そこからの自由とは結び付けるアンカーの無くなった浮遊に過ぎないと言いますか。
昨今若者の起こすジョーカー的不条理な犯罪の一因は、属する場所を失った行き場のない身の上の不安の発露とも思えるんであります。

若いころ一人旅をするたびに、寂しさをうそ寒いような快感として味わえたのは帰る家があるからなんだと思っておりました。
世の中が変わったのはハマショーのせいじゃありませんが、取り戻すべきものが逆に彼の作品世界から浮かんでくる気がいたしております。

 






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2020年12月1日火曜日

ランボーのセリフを吐き捨てる

 このところおなかの調子が悪いんであります。どうも精神的なものかと。

いたってのんきなあたくしではありますが、なんですかね~、嫌気がさしてさあ。

だってね


馬鹿の一つ覚えのように大手メディアではコロナだ医療崩壊だと煽っており、公には稼ぎ時の暮れにきて時短だ自粛だってんでしょ~。

個人的にウィルスなんぼのもんじゃ!と思ってるのを別としても国のやり方があんまりじゃないすか。

ゴーゴーで出かけさせといて感染者(発症でも重症でもない)増えれば地域別に止めるだけ。

何で日本人足止めしてるのに中国はじめ外国人もう入れてんの?

飲食店に自粛させるだけで何の保証もなく、持続給付金の状態化はモラルハザード起こすなんて大臣が言っちゃってさあ、それって金もらったら働かなくなるって意味?日本人なめんなっ!

医療現場のひっ迫は国が金出して病床増やさないからで、自主的にコロナ病棟作ってる良心ある医療機関は一般患者来ないから減収減益で赤字。頑張ってる従事者なのに減収でボーナスカット?

可哀そうすぎるだろう!


おまけに隣の偉っそうな外務大臣が厚顔無恥に我が国の領土に対して馬鹿臭い主張してるのを黙って笑って聞いてる茂木の卑屈な無能ぶり "(-""-)"


ああ、書いてるだけでもうダメですわ。全部嫌になったんであります。


満月仰いげば少しは気が晴れるかと、昨夜はひとりクラパイ開催いたしました。








今季初の薪ストーブに溶岩プレートのせたらいい感じで、お燗もつけて美味しくいただきました。


世を儚んで歌いました。


俺は国を愛したが、国は俺を愛してくれなかった ランボー

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2020年9月18日金曜日

降りてくる

創作活動されてる方が、時折傑作の予感を「降りてくる」と表現されますね。
あたくしごときが言うのも恐れ多いことながら、先日例によってくっだらない替え歌を考えていた時そんな感じになりまして、我ながら上手に出来ました。

既にFacebookなどにはアップしまして好評いただきましたが、せっかくなので?ブログの方にものっけようかと。

しつこくてすいません "(-""-)"









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2020年8月19日水曜日

学習しない人々を歌う

安倍さんじゃありませんがお休みなしで仕事ばっかしてたらどうも調子が悪くなり、ブログがずいぶん空いてしまいました。

しっかしトイレットペーパー、マスク、手袋ときて今度はうがい薬ですか・・・。

なんとも学習しない人々でございますな。

では聞いてください「isogine」

調子悪いと言いつつこういう馬鹿な動画は撮ったりして (*_*;

 



 

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2020年6月17日水曜日

酔うと負けに意見する

いきなり暑くなりましてみなさんお身体大丈夫でしょうか?

週末お仕事しながら豚骨スープを煮込んだのですが博多からお取り寄せした麺がまだ届かず、ラーメン作れないならば梅雨の晴れ間がもったいないのでひとりクラパイ開催いたしました。





豚タンと次回直売会で売り出す肩ロースステーキをいただいたあたりで、遠雷に続きポツポツきたので現場に移動。


それでは今週の一曲。美輪明宏さんの名曲「ヨイトマケの歌」
何故この歌かといいますとちょいと思うところがありまして。

銀巴里で華やかなステージを務めていた全盛期の美輪さんがある炭鉱町に招かれた時のこと。
自分のカラーとは違うと乗り気でなかったところがなけなしのお金を集めて集まった熱狂的な観客の歓迎に衝撃を受け、思いあがっていた自分を省みるとともに彼らのために歌う持ち歌が無いと気づいたんだそうです。
そこで楽屋のなかった銀巴里の客席にいた時知り合った東大生が、苦学の末エンジニアとして成功した話に着想を得て書いた詩がこの歌だったという。


ヨイトマケというのは重機のなかった時代建設基礎工事の地固めのため、大勢の人力で重しを引っ張り上げては落とすことを繰り返した時に歌った一種の労働歌で、あたくし子供時分に実際に見た記憶があります。
そこで働いていたのは主に最貧層の日雇いの人で、歌の冒頭出てくる「土方」が差別的というので放送禁止になった時期があったそうです。
でね

どうして思い出したかというと現在世界規模で広がりを見せる黒人差別に反対するデモの影響で、アメリカの放送局が映画「風と共に去りぬ」を削除したと聞いたからなんであります。
映画史に残る名画ですよ。

黒人奴隷出てくるから問題だってんですがなんつ~んでしょう、無かったことにして済ませられという浅はかな考えがすんごく嫌! "(-""-)"
個々人は言うに及ばず人類の歴史だって黒歴史の積み重なじゃないすか。
それだって当時の認識からすれば当たり前だったわけで、もちろん褒められたことではないにしろ差別だって奴隷だって自分らのしてきたことですわな。
そこはど~もスミマセンでした!であって、消しちゃえばいいって話ではありません。

この歌の世界の悲しみも貧しい「土方」でなければ表現できません。
以前も書いたように人間の心から差別は無くなりません。ちゃんと見て正しい距離感で付き合っていかなきゃね。
そう、キープ・ディスタンス。

ちなみに肉屋って呼び名も差別なんだそうで。
なんで?あたしゃ肉屋に誇り持っております。 勝手に決めんなあ~!

 
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2020年6月10日水曜日

ディスタンスを歌う

ふと気づけば六月になっていて、なんだか訳の分からないどさくさ紛れのように今年の半分が終わろうとしております。
春の息吹も初夏の新緑も見たような見ないような?
で、もう梅雨だそうな。

しばらく屋上にも出られなかろうと、昨夜はひとりクラパイ開催いたしました。
気軽に人を呼べないのも困ったもんであります "(-""-)"



六時過ぎてようやく暮れようかという空は地上の騒ぎをよそに、いつも変わらぬ清浄さでありました。



今回いただいたのは先日捌いた際にちょろまかしておいた、南三陸さとうみファームのわかめ羊です。
肥育専門スタッフも熟練してきたと見え、もはや当たり外れなく安定の美味さ!
ちょっと値段は張りますがぜひ食べてみてくださいね。


こちらは特上カルビ帰国子女F。何であるかは商品ページへお進みください。
商売か!





時間とともに風はおさまってきましたが、楽しみにしていた月は顔を出しませんでした。

それでは今週の一曲。
キープディスタンスと騒がれているのでジ・アルフィーの名曲から「星空のキープディスタンス」
あ、少しだけど星は見える ( *´艸`)

 
 
また来週~!
 
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2020年5月9日土曜日

月と歌う

五月の満月はフラワームーンというそうで、一昨日がその日でありましたが本来お月見日和は逃さないあたくしが連休疲れ、というより連休しなかった疲れでどうにもその気になれず帰ってしまいました。

その代わりに夕べ一日遅れのひとり宴を開催いたしました。

空を見る時は特にこのローチェアが良いのです

残り物の阿波尾鶏と豚タンいただきました

風は強めでもよく晴れた気持ちの良い晩でありました

この恵まれた環境ゆえに本当の意味で自宅軟禁状態の方々の気持ちは分からないのかもしれませんが、明日をも知れぬ不安は商売してる立場として十二分に感じております。

歌や運動の動画を共有して小さなええ話にしてしまうにはあまりにも大きすぎる問題であると思ってはおりますけれども、こんな夜はお月様との共演もまた良いかと。
今週の一曲「フラワー」 フラワームーンだけに ( *´艸`)


また来週~!

やるのか? ( ;∀;)


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2020年4月8日水曜日

月に替え歌する

やはりというか、落ち込みましたね~今朝から!
あ、あたくしどもの売り上げの話です (*_*;

昨夜はスーパームーンと聞きつけ、閉塞感いっぱいの状況の憂さ晴らしを兼ねお月見クラパイ開催いたしました。



川の流れは激しいけれど水面に移る月は動かず!そんな自分でいられたらと。


博多地鶏のムネ肉

う〇〇ではありません、脂付きシマ腸の一本焼
 
それでは久しぶりに今週の一曲。満月には必ずエレカシの「今宵の月のように」歌うんですが時節柄替え歌にしてみました。
「コロナの尽きるように」 うまいうまい ( *´艸`)
 
 
 


 
 
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