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2023年6月30日金曜日

怖い顔を並べてみる

ドラマ「半沢直樹」で顔芸を競っていたお二人が続けてヤバいことになってしまいましたが、あえて作らなくても一種の芸になっている顔というものがございます。

映画史上の傑作「ゴッドファーザー」で麻薬取引を持ち掛けてドンコルレオーネにあしらわれ暗殺に走るギャング、ソロッツォ役を演じたアル・レッティエリ(外人ってさん付けしづらい)があたくしの中にその意味で強烈な印象を残しております。
まあ役作りっちゃそうなんだけど。
特にコンシリエリのトムヘーゲンを拉致して脅すシーンの顔の実に怖かったこと。
この役やるために生まれたんじゃないかと思ったら、今更調べたところ長い下積み後この役で芽が出てまもなく47歳の若さで急逝しておりました。

民間軍事会社ってのは警備会社の延長だそうで、要人警護や物資の輸送の護衛などの他に戦争もするという。
ウクライナ戦争ではワグネルという会社が有名になりまして、今回の反乱は要するに戦車並べての賃上げ要求だったそうで一部世間がロシア負けそうだと喜んだような話ではなかったようです。
そりゃいいんですが

あの社長なんだってあんな怖い顔してんでしょうか?
あれも顔芸みたいっすよね ( ;∀;)




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2023年6月29日木曜日

敬称に警鐘を鳴らす

 以前お話しましたがある美容外科のテレビCMはそれなりにお綺麗な方が何人か登場し、とはいってもプロのモデルさんには遠く及ばないのでこりゃ施術受けたセレブの方々なんだろうと。

いわゆる患者様ってやつね。

美容ですから言ってみりゃ不必要な(当事者にとってはそうでないかもしれないけど)治療を希望して受けるわけで、治療する側にとっては金に飽かせて感を伴う「様」付けが傍で見てる側からしても割にしっくりくるという。


その点具合悪くて行くしかなく、なおかつ大病の場合など治してもらってありがとう!であってみれば一般の病院で患者様ってほどにへりくだり過ぎるのはどんなもんかと思ってましたら医療関係者の間でも見直しの動きが主流になっているようで、そりゃ中には偉そうな先生もいるのかもしれませんが普通は仁術な方がほとんどでやっぱお医者さんは偉いと思いますからせいぜいさん付けで十分であろうと。

患者さんでね。


刑務所内での刑務官によるパワハラが問題になってるそうです。

そりゃどついたりは良くはないでしょうが何も親孝行の徳で入ってるわけじゃあるまいに罪償ってんだからそれなりの扱いされても仕方なく、いわゆる「臭い飯食う」ってのはそこにあるわけで。

例によって人権振り回すおバカな輩が受刑者もさん付けで呼べってんですけどそのうち言いだすんじゃないかと。

受刑者様と "(-""-)"






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2023年6月23日金曜日

据え膳食わずに蔭膳を食う

 昨日は亡き親友浅野の命日ということでいつものくりはらさんに行きひとり偲ぶ会を開きました。


酒そのものより飲みの雰囲気が好きな奴で最初からモスコミュールみたいに甘い酒頼んではあたくしに文句言われていたので、女将さんに訳話し青じそサワーをあたくしの生と向かい合わせに置いてもらいました。

酒肴コースで飲みながらグラスに向かってブツブツ話しかけてはウルウルしておりますと、マスターが味気なかろうと蔭膳据えてくださいました。

更にひとりグッときて思い出をたどるまま昨年三回忌に従妹さんとやり取りしたメール見ておりましたら「命日は29日になります」の一節が。

なに?!


あ~そうだ!確かに法要は22日だったけど亡くなったのは29日だったのだあ~!!

まあどうしてもその日にこだわるってもんでもないけど気持ち入っちゃってた分逆に笑っちゃいまして、そういやこんな風なことがある度「お前らしいわ」なんてあいつに笑われたっけなあと大変ほっこりいたしましてそれはそれでよかったかと。

ただ気を使ってくださったマスターには言いかねまして、最後にあいつの分まで美味しく頂いたことでございました。


マスター、ぐみんなたい、で、ありがとう ( *´艸`)







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2023年6月22日木曜日

再掲・亡き友を語る

今日は親友の命日でありましてできればまた北海道に墓参りに行きたかったのですが相変わらずの手不足でそれもならず、改めて偲ぶよすがに昨年描いたものになりますがよろしかったらお読みください。

 






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2023年6月20日火曜日

作業服屋にあこがれを見る

先日亡くなられた松本零士先生の戦場マンガシリーズが大好きで全巻持っておりました。
先生の描くマシン類はどこか有機的な生命感があり、あたくし戦闘機の絵など年中真似して描いておりました
ちばてつや先生の「紫電改のタカ」も全部そろえておりこれまた真似絵描いたもんですが画風は全然違いましたもので。

今も昔もパイロットは少年のあこがれで先ほどの両作品でも戦闘機乗りのカッコよさ!飛行服に帽子、ゴーグル、マフラーときたもんだ。
欲しかったんですよね~飛行帽!アメ横まで探しに行ったけど無かったんだよなあ。
今じゃ通販でいくらでも売ってますがこの年になってかぶって歩くわけにもいかないし。
更にパラシュート装着するベルトがまたカッコいいんであります。
帽子の耳当て上げて航空母艦上に立った姿なんぞあなた、男としてたまらんですわ。
でね

現場で履くズボンは近所の作業服屋さんで買うもので、こないだ夏用にジーンズ風のやつを探しに行ったらなんと!先ほどのベルトを着けたマネキンが!
な、なんすかこりゃ?
それは高所作業時に滑落防止用に用いるものでフルハーネスつ~んだそうです。
ああ~欲しい!

老後のバイトするならば高所作業者にしようと決めたことでございました(うそ)






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2023年6月19日月曜日

上を向いて洗われる

 人間六十年も生きてきますとスレてくると申しましょうか、大抵の事には厚顔無恥を決め込めるんであります。

とはいえいまだに妙な気後れを感じることはままあり、こんな頭髪にもかかわらず通っている美容院で洗髪となりますと大体において駆け出しの女の子がやってくれまして、その際「どこかかゆいところはありますか?」なんて。

するってえとどういうわけか実際かゆくても「だ、大丈夫です」と言ってしまいがちで、それはひとつには場所の特定が難しいことがあり(つむじの右側と言おうにもつむじの場所知らないし)ひとつにはかゆさというもののあいまいさがあり、たまさか「後頭部の下あたり」とか言えたとしても掻いてくれて「いかがですか?」とくるとまだかゆい気がしても「だ、大丈夫です」とついそれ以上の要求が出来ないという。

で、椅子に戻りながら自分でかいたりしては有料で受けられるべきサービスを自前でやってちょっと損した気になったり。

セコい ( ;∀;)


先日日大病院で定期検査受けた後院内にあるスタバで何か飲もうという気になり、圧倒的な割合で若い子の列に並びまして。

順番待ちながら少し甘めでクリームのったやつを頼もうと思いつつ、それは何であるか分からないし老眼でメニュー表示見えないし進むにつれ訳の分からない緊張感が。

だんだん近づいて少し見えるようになりそういやフラペチーノってそんな感じ?と注文になって「キャ、キャラメルラテのフラペチーノってクリームのってますか?」なんてんでホッとしましたが「大きさはどうされますか?」

そ、そこまで考えてなかった~ ( ;∀;) 「い、一番大きいので」

そしたらスゲ~デカいの来ちゃって、お腹いっぱいになってしまったことでございました。


還暦過ぎて未だ克服すべき事柄多し。であります。








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2023年6月16日金曜日

おっさんの涙を考える

毎度の懐古譚シリーズです。

女子バレーボールのスポ根マンガ「アタック№1」はあたくしの時代よりちょびっと前で、ドンピシャはドラマ版「サインはⅤ」でありました。
まだ男らしさと女らしさが重んじられた時代体張って頑張る女子は根性の中にも涙ありで、アタックの主題歌の途中のセリフ「だけど涙が出ちゃう。女の子だもん」に表れておりましたようで。
改めて考えてみりゃ「巨人の星」の「血の汗流せ、涙を拭くな」ってのも凄いっすよね。
そりゃいいんですが。

先ほどのアタックについて言いますと今様は「だけど涙が出ちゃう。心は女の子だもん」ってなことになりましょうか。
差別はいかんとしても区別はしなきゃならんでしょうに。

女性自称するおっさんが女湯入って来ても差別はいけないと言って認めることになりますよ~ ( ;∀;)
アメリカじゃ実際その手の事件先に起きてるし。
なのに実はあの国にも他の国にもそれに特化した法律はありません。

先進国で日本だけ無いとか大嘘こいて大急ぎ、何が狙いだ?








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2023年6月15日木曜日

海賊版をお届けする

 毎度恒例になりましたテレビ放送後の海賊版です。

あたくしの出番少ないけどさ ( *´艸`)



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2023年6月13日火曜日

アゲアゲでサゲサゲる

落語には人をほめて一杯おごってもらおうと目論む「子褒め」のようなパターンがありまして、その時代にはモダンであったろうとんかつでビールというのが出てきたりします。
たまにやりたくなるんですわ。

一人で揚げ物やるって人はあんましいないようですがちゃんとおひとり様フライヤーなるものも販売されておりまして、坊主がいた頃使っていた2リットルくらい油使うデカいのに代えて買ってみたんであります。
平日帰って一からやるとなると大変なので日曜日ラード絞って(そこからやる人もいないでしょうが)パッター液作って三元豚ロースに塩コショウしておきまして。

明けの月曜から忙しく七時過ぎて帰りやろうかどうしようか迷いながら、ホームタップも来たことだしと初使用に踏み切りまして。
小ぶりの切身がやっと一枚入るくらいコンパクトなマシンながら温度調節もあり、何よりふたして揚げられるのがいい。
しかも国内中小企業の品という。



油少ないと素材入れた時温度が下がってしまう難点はあるものの小さい分巻き返しも早いようでカラッと美味しく出来ました。
んが

実は日曜飲み過ぎてちょい胃が疲れていたため、手間かけたほどには自分の中の盛り上がりがもひとつでありました。
元気な時にまたやろっと ( *´艸`)



ラード絞り






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2023年6月12日月曜日

後の世に読まれる日記でありたいと思う(うそ)

「女の腐ったような」という表現は今の世の中即炎上となりましょう。
でもどっぷり昭和人間のあたくし、あえて使わせていただきます。

座チャンネルの朗読・新平家物語は一門都落ちから京の木曾殿へと進んでまいりまして、木曽義仲入洛後初の院参となり懐の窮鳥ともいうべき叔父新宮十郎行家と共に後白河法皇謁見であります。
この行家さん戦やれば負けるくせに権謀術数には長けており頼朝に追い出されてかくまってもらっているにもかかわらず何かと厚かましく、この時も義仲騎下の一将の立場もわきまえず並んで御前へ伺候しようといたします。
当然義仲は面白くない。
でね

そういう心理のあやを御簾の内の法王はじめ居並ぶ公家百官は見逃さず、二人が下がって後の廟議でひそひそと囁き合うのですが摂関政治四世紀を経てなお武家を飼い犬くらいに見下げている殿上人にとっては平家に代わって都に入った源氏をいかに操るか、誰と誰を対立させて自分たちがマウンティング取るかなんてことに汲々として、その様子がまさに女の腐ったようなんでありますよ。
400年もの間院中の権力争いで足の引っ張り合いや讒訴なんぞばかりやってるとこんなになっちゃうってこってしょうか。
しかもこれね

昨今批判されることも多くなったいわゆる司馬史観による創作と違い、九条兼実の日記「玉葉」にもちゃんと書いてあるんですわ。と、吉川先生が書いておられまして。
800年以上も前の歴史のワンシーンを同じ言語で読めるなんてすっごいと思いませんか?

日本人でよかった ( *´艸`)







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