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2021年9月30日木曜日

初めて肌に触れる

 とにかく外で走り回るタイプの子供だったあたくし、たまに家で遊ぶときはやたら絵を描いておりました。

世の中が今のようにせちがらくなかったせいか折り込み広告の裏側は白紙のことが多く、それを取っておいてまあ落書きの類ですけど。

大学の四年間アルパインカレンダーに一行絵日記をつけていたのを最後に日常的に描くことはなくなりまして、ブログ始めたころも今のように絵を挟んではおりませんでした。

ある時廃業する印刷屋さんから端切れを集めたメモ帳のようなものを大量にいただいたら、少し厚みがあって書き捨てるにはもったいないような。

なんとなくそこへ知り合いの似顔絵を描いてみたら、あら、まだいけるんじゃね?となりまして。

以来今日に至るまでせっせと描き続けておりましたがいよいよその紙が無くなり、同じようなものを探した結果近所の文房具屋さんで勧められたのが一番小さいスケッチブックでありました。

でね


これまでのはツルッとした紙質だったんですがこれは小さいとはいえ画用紙なので、色鉛筆塗った時の色の乗りがいいんですわ。

特に薄い色が映えるようになり、人の顔を塗るのにいままで薄い黄土色とオレンジを重ねていた代わりに初めて肌色を使えるようになりました。


あと白。

紙が白いのになんで白があるのかと思ってたんですが、塗ってみるとやはり違うんです。


厭世観に囚われて筆の進まなかった最近ですが首相も変わったことだし緊急事態も解かれることだし、紙も変わって少しやる気出てまいりました ( *´艸`)



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2021年9月29日水曜日

なんきょく物語を図解する

 映画であれドラマであれわんこを題材にしたものにあまり外れはないようで、古くは名犬ラッシーとかベンジーとか、我が国では何といっても忠犬ハチ公でありましょう。

あたくしのネットショップでは「南極物語」のしゃれで軟骨物語なんてものもありまして。


日本の南極越冬隊の実話に材を取ったこの映画は悪天候で撤退を余儀なくされた隊が苦渋の決断で置き去りにした、使役の樺太犬タロとジロとの奇跡の再会を描いた感動巨編でありまして、邦画の興行収入記録が長く破られなかった作品でありました。

わんこはその忠実さゆえの愛着と同時に走狗として貶められることもあり「狡兎死して走狗烹らる」の故事のように、チャウチャウなんて実際食べられてたそうですもんね。

さすがのお国柄というか。


ところであたくしの研究によりますと先ほどの「南極物語」のタロとジロは、実は犬種が違っていたという衝撃の事実が判明いたしました!

図解してみたいと思います。



今日の一句です

 難局に 政局奔る タロとジロ

いよいよ総裁選大詰めです。国難にあたって正しい人選を!




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2021年9月28日火曜日

専門を詮議する

地上波の報道には嫌気がさしてますが、朝ごはん食べながらある情報コーナーは見ております。
今朝は発酵食品のお取り寄せをやってまして、紹介してたのが発酵のことを知り尽くした男という「発酵デパートメント」なるお店のオーナーでございました。

ここに登場するその道の専門家と言われる人々は様々で、10年で2000食以上のカップ麺を食べた男だとか毎日三食スィーツを食べる女とか(いるのかしらん?)。

それはそれで好き好きだからいいとしても、例えば国で発酵諮問会議とかいうのを作って今朝の方が「発酵に関わる菌にとって納豆は大敵です。だから今後日本では納豆を食べることを禁止しなければなりません!」
とか言ってですよ、なんも考えてない政治家が真に受けたら困りますわな。
ましてやそのまんま政策としたら。
専門家はあくまでもその道の専門(他称ならいいけど自称って人も多いし)であって、それらの道を見渡して行く先決めるのが政府なり国なんだから。

ようやく緊急事態も明けそうですが、これまでの流れってそんな感じじゃなかったのかと。

国は全面解除つってるのにまだ時間制限とか言ってる分からず屋もいるしさあ "(-""-)"





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2021年9月27日月曜日

飾り窓の女をかう

子供の頃に落語を聞き始めたきっかけは、風邪で学校休んで寝ている時退屈しのぎに聞いた親父のカセットでございました。
昭和を代表する名人五代目古今亭志ん生の二本で、その中の一つが「首ったけ」でありました。
これは廓噺といって吉原を舞台にしたもので小学五年生にはまるで意味の分からない世界でしたが、全盛期にあった師匠の勢いある語り口が心地よかったものです。

成長するにつれその世界を勉強するうち、ちょいとし過ぎちゃいましたが(志ん生風)、例えば張り見世というのはお女郎さんが店先の格子の内からお客を呼び込むことであるというようなことを学び?まして。
紙漉きの職人が漉いた紙を干してる時間に女性の品定めをしながらそこを歩いたので、紙を冷やかすところから上がらずに見に来るだけの客を「冷やかし」というようになったとか、品の良い人は顔を広げた扇で隠して要の間から見たので「客は扇の要より」と歌ったとか、知ってて何の得にもならないようなことを沢山学ん?だんであります。

更に長じた22の年バックパッキングで二か月ほど欧州を歩き回りまして、オランダのアムステルダムを訪ねた折飾り窓なるものの存在を知りました。
〇春が合法のかの地ではおねえ様方が色っぽくデコレーションした窓に立ってお客を引くというので、ははあ、こりゃ張り見世みたいなもんだなあと。
興味はあったんですがいたって奥手だったあたくし、見学はご遠慮して旅を続けたんであります。



長々何の話かというと、我が家にも最近飾り窓の女が出現いたしました!
こっちのかうは飼うですけど ( *´艸`)






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2021年9月25日土曜日

直売会ありがとうございました!

 という訳で昨日のお知らせを忘れてしまったため、間を置かずして二本目となりました。

今日も日光畜産直売会にたくさんのお越し本当にありがとうございました!

てっきり暑くなるかと思いきや未明に小雨が降ったこともあり、ちょいと肌寒いくらいでしたね。

友達がキックボードに乗って来てくれたので、借りて遊んでます ( *´艸`)div>



まもなく緊急事態喪明けそうです。
来月は試食コーナー復活か!!??





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本日のご案内

 今日は日光畜産月一直売会です。

昨日忙しくて事前のご案内を忘れておりました ( ;∀;)


八時半開場、二時までです。

消毒検温マスクの着用ご協力お願いします。 あとちょっとです!

あ、今日は久しぶりに松阪牛ありますよ~!!「


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2021年9月22日水曜日

勝手に切り張りして怒られないかと思う

 敬老の日は敬老とは全然関係なく、国立美術館のゴッホ展に行ってまいりました。

久しぶりに晴れた上野の森は気温は高いものの、秋らしく湿り気のない気持ちの良い空気でございました。

この騒ぎの中入場も事前予約の時間制で、以前ダヴィンチの「受胎告知」を諦めたような大行列もなくスマホ画面の入場券など実にスムーズでございました。


ご承知の通りゴッホという人は生前ほとんど絵が売れなくて、死後十年以上を経て急速に評価が高まり今では一枚百億円を超えようかというとんでもない人気画家になっております。

今回の展示はごく早い時期からその才能に魅了され個人としては最も多くの作品を持っていた(その後国に寄贈)ヘレーネ・ミュラーというオランダ人女性収集家のコレクションからのものだそうで。

その出会いだけで一本の映画になったようなドラマがあります。


今回予習して驚いたのはゴッホが絵を描いたのは27歳から自死を遂げた37歳までのわずか十年間ということで、特に子どもの頃から絵を学んでいたわけでもなく、叔父の会社で画商を、父の後を追って聖職者をとどれも続かなかった末言ってみりゃしょうがなくて絵描きを志したという。

なんですか極端に振れる性格だったようで、画商の時は大した作品でもないのに高値を吹っ掛けるやり方に反発して安売りしちゃったり、聖職者見習の時は貧しい人たちに自分のものをあげちゃってどっちが貧民だか分かんないような姿になっちゃったりと、その度仲間から浮いてしまいいられなくなったらしいです。


三年間素描で基礎を学んだ後本格的に油絵を始めた初期の作品は、バルビゾン派に憧れて農民や農村の風景が多くいかにも土着という感じの暗い画面でありました。

じゃがいもを食べる人たち


その後パリに出て当時売り出し中だった印象派と出会い、更に万博後ブームが起きていた日本の浮世絵を知ったころから一気に光を取り入れた画風へと変わりました。

レストランの内部


アルルに移った彼は印象派の画家たちのようなコミュニティを作ろうと、父に頼んでその拠点となるべき黄色い家を借りまして。

あふれるような太陽光とその陰の中、だれが見てもゴッホ!という感じになってきますね。


この希望に燃えていた時期に描かれたのがあの「ひまわり」だったそうです。


そして人気のこちら

夜のカフェテラス

ヘレーネさんが最も愛したという「レモンの籠と瓶」

ところが結局誰も集まらず、たった一人やってきたゴーガンとも性格の不一致で刃傷沙汰に。発作的に耳を切り落としてしまったり。


それをまた絵にしちゃうあたり、結構キてます ( ;∀;)

このあたりから精神衰弱の発作が激しくなり自ら施設に入院。

サン・レミ治療院の庭

今回の目玉「夜のプロヴァンスの田舎道」

そして退院後移り住んだ南仏の小さな村で拳銃自殺による最期を迎えるのです。

カラスのいる麦畑


まさに炎の天才と呼ばれるに相応しい駆け抜けたような人生で、作風からも情熱の赴くまま一気に描き上げたような印象ですが、良き理解者であり後援者であった弟のテオに宛てた大量の手紙が残されておりそれによると、次回作の構成や配色など事細かに書かれており一枚一枚綿密な計算の上に描かれたものであったことが分かるそうです。

なんか意外ね。

展示後のグッズコーナーも賑わっておりまして、絵はもちろん何でもゴッホ!

まさかゴッホ饅頭はないだろうと思ったら、ポテトチップがありました ( *´艸`)


ゴッホ展とっても良かったんですけど、欲しいと思いますね~鑑賞眼。

芸術を芸術として理解できる目ってホント欲しいですわ。





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2021年9月16日木曜日

予言的歌詞を考える

毎度お古いところで恐縮です。
時々思い浮かんでよく分からないことの一つに、いしだあゆみさんが歌った「あなたならどうする」という曲の歌詞がありまして。

 嫌われてしまったの愛する人に 捨てられてしまったの紙クズみたいに

 わたしのどこがいけないの それともあの人が変わったの

 残されてしまったの雨降る街に 悲しみの目の中をあの人が逃げる

 あなたならどうする あなたならどうする

 泣くの歩くの死んじゃうの あなたならあなたなら

これね
三つの選択肢の意味合いが並列するような話ではなかろうという。
「泣く」と「歩く」と「死んじゃう」ですからね、どう選べちゅ~ねん? (*_*;
んが

今回の自民党総裁選挙の候補者見たら腑に落ちたんであります、三つの選択肢が。
次の総理によって我が国が再び歩き出せるのか、涙にくれるのか、死んでしまうのか。

あたしゃ長いこと辛抱しながら党費払い続けてきましたから一票持ってるんですわ。
投票しますあの方に!



 
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2021年9月14日火曜日

ペヤングに自失する

 猫というものはこだわりの強い生き物だそうで、愛らしさの反面そんな気難しいところがまた大きな魅力となっております。

我が家のお茶々さんはそのせいなのかどうか、小のトイレは普通にできるんですが大の方はしばしば台所のシンクにしてしまうんであります。

在宅の時は予兆(やたら鳴くとか走り回る等)があるので定位置に連れて行ってさせますが、留守の間にされますと「ん?この臭いは…( ;∀;)」なんてんで。

ま、所かまわずではなく水場にこだわっているようなので後始末楽といえば楽ですけど。


先日坊主がお昼にペヤングソース焼きそば食べようと湯切りしてたらよくある話で誤って中身を空けてしまい、洗えば食えるとざるを出して戻ってみたらお茶々さんが麵の横にウ〇〇してくれていたそうです。

あまりのタイミングに怒るのも忘れ茫然自失だったと。

そういやラーメンとかとんかつとか作り、伸びないうち冷めないうちにさあ食べよう!という時に限ってちゃんとトイレではあるけれどいたしてくれるということもよくあります。


タイミングにもこだわっているのでしょうか?











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