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2013年11月1日金曜日

和魂洋才する

何だか訳分かんないうちに、いつも間にやらあちこちでハロウィンパーティーなるものが開かれてますね。何なんですか、あれ?
月、雪、花につけても飲む口実にしてしまう日本人で、お祭り騒ぎは大好きですから結構な事だとは思いますが、何やら上滑りしてる様に感じてしまうのはやはりおっさんのせいなんでしょうか?
まあ僕らの子供時分には、クリスマスといえばオヤジ達がキャバレーで騒ぐ日だったものが、現在のように年中行事に定着した事を思えばいずれ違和感なくなるのかもしれませんが、大好きなブラッドベリの短編集「十月は黄昏の国」の空気感みたいなものとはやっぱ違うよなぁ・・。あたりまえっちゃあたりまえだし、別に文句言うつもりはないんすけどね。

例によってうろ覚えの話ですが、後に日本を代表する歌謡曲の作曲家になった大先生(遠藤実だっけ?)が駆け出しの頃、部屋に籠って曲作りばかりしていた赤貧暮らしのある日、表通りから聞こえるチンドン屋のメロディーに思わず飛び出したんだそうです。そう、本人の知らぬ間にチンドン屋が奏でる程大ヒットしていたんですねぇ。ラッパ吹きに縋りついて「こ・・これは僕のだぁ~!」かのラッパ吹き「いや!こりゃ(ラッパ)あっしのだっ!」ってなやりとりがあったとか。

知らぬ間にヒットしているといえば、実はハロウィンもそうだったようです。だって「ハロウィン音頭」があるんだものぉ~!

ある日ラジオから流れてきてびっくりしました。そ~か、歌になるくらいなら本物なんだね。東京五輪音頭とかルパン音頭とかあったもの。ま、時代が下る程色ものっぽくはなったんだけど。
洋モノの流行りを音頭に知る。まさに和魂洋才!違う?どっちにしても魂なんざ入っちゃいね~んだろうが。(^_^;)

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