青春の残滓と第二の人生を訪ねる

世の中三連休のところが多かったそうですがあたくしどもは二連休でした。その休みを利用してあたくし房総半島は館山を訪ねてまいりました。
ニッコー創業以来柱石として長く活躍され昨年勇退された元専務Ｋ嶋さんが第二の人生を送っておられるお宅をお訪ねし、併せて学生時代ハンググライダー部の練習で足繫く通った平砂浦海岸で懐旧の情に浸ろうってんでございまして。

今やアクアラインと館山道路を使えば二時間かからずに行かれるという、かつて東関道降りてからは１６号をひたすら走って四時間近くかけて毎週通った事を思えば夢のような、まさに隔世の感でありますな。

 

 

富津岬で潮の香を嗅いで後、これも大変お世話になったインストラクターＨ原さん主宰のスクールスカイエンジェルスにも立ち寄りました。朝早くて誰もいなかったけど。

ハングの日本選手権者でもあったＨ原さんのスクールも現在の科目にハンググライダ－は無く、パラとモーターグライダーになっておりましてこれもまた隔世の感でした。

あえて高速を降り懐かしい下道をたどりました。あ、ここ知ってる！なんてんで。

基礎練習を積んだ砂山。もっと大きかったような気がするけどなあ？

あいにくの雨模様で風も冷たく、日帰り温泉里美の湯でゆっくり温まってからＫ嶋さんのお宅へ。
駆けつけ一杯の後近所の地中海料屋さんに席を移して食事をしつつまた一杯。お宅に戻ってからさらにまた一杯と、尽きぬ話に杯を重ねたんであります。すっかりご馳走になりました。

波静かなことから一名鏡ケ浦とも呼ばれる海を正面に、温暖にして生活至便の館山はセカンドライフを送るには理想的な土地柄とか。ご近所皆さん移住組でお付き合いもしやすいようです。
カヤックを漕ぎだして釣りをすればキスくらいは当たり前で、先日は投げ釣りで四キロ以上の大物ヒラメとスズキを上げたと写真見せてもらいました。二人で歩いたり登ったり拾った貝殻でリーフ作ったりと、あくせくした浮世から離れご夫婦水入らずでエンジョイしておられました。
そりゃあ憧れはしますけどね～、あたくしまだまだ娑婆っ気が抜けそうもなく、四日働いて三日余生みたいのでないと精神が崩壊しそうだな～。

とはいえ元気で楽しそうな姿に安心いたしました。お世話になりました～！できたらまた花火の時にお邪魔したいです、よろしくお願いします。

 

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