Pages

2016年2月9日火曜日

鉄器時代を迎える

必要に迫られて始めた感の強い料理、やってみると実に楽しいんであります。
いわゆる男の料理的な、レシピにのっとって一から材料そろえてどれが欠けてもできないみたいのじゃなく、無ければあるもので代用したり、もっと言えばあるもので何ができるか考えて作れるようになると幅も広がり、第一実用的なんであります。クックパッドなんて便利なものもあるしね。
けどそのまんまには作らずちょいと自分なりにアレンジしたりして、裏目に出ることもありますが。
加えて夜は大体八時過ぎに帰るので、時間が無い中で手際よくやるのがまたスリリング。
作りながら洗いながら、出来上がった時には料理の乗った食器以外は全て片付いているようにします。準備完了で風呂入って、出たらいただきます!って感じ。およそ30分がリミットです。

ほとんど酒のつまみになるものなんですがたまにおかずっぽいのも食べたくなりまして、最近無性にハンバーグが食べたくなっておりました。
そんな中でスキレットなるものを知りまして。知ってますかスキレット?鉄製の分厚いフライパンみたいなの。熱がじんわり伝わるので特に肉を焼くのに適しており、蓋をすることで圧力鍋的な効果もあるとか。
その昔百均にあったスキレットが伝説的コスパの名品だったそうですが既に無く、今はニトリのニトスキなるものが人気で入手困難だそうな。けどなるべく百円に近いもんをと検索した結果楽天でイシガキ鉄鋳物製のものを発見、税込み500円なり!人数分三つゲットいたしました。
初めにシーズニングといって油をなじませる作業を行いまして、昨夜初使用となりました。

挽肉は和ベリコ挽くまで待つとして、今回俎上に載せたのは京都丹波高原豚のロース。直売会用に切った端っこだけど味には変わりなし。
スギ板長によると二つ重ねればダッチオーブンにもなるというんで、先ずは付け合せの野菜を蒸し焼きにしてみました。

 
 
売れ残りの棚から選んだパプリカとジャガイモ、残り物の玉ねぎとニンジンぎゅうぎゅう詰にして、前夜の湯豆腐の残り汁入れて弱火にし逆さまに重ねました。
その間肉の下ごしらえ。筋切りして片栗粉をまぶす。これすると仕上がりがしっとりできるんですわ。
お茶々には鶏胸肉のクズ持ち帰ったので湯通ししてからあげました。ここで風呂。


気に入ったみたい (^O^)

ホントにダッチ効果あるのかと疑ってたけど、風呂から上がる頃にはいい感じで柔らかくなっておりました。別皿に取り置きしてさて肉!
芽を取ったニンニク潰して油の中へ、ここで弱火をつけ香りが出るのを待ちます。きつね色になったら取り出して一気に強火、肉投入。
表裏に焼き色つけたら弱火にし重ねて蓋。スキレットは三つしかないので順送りに三枚の肉を焼いていきます。三分ほどで一枚目を取り出して切ったら、ほんのり中心が桜色で最高の仕上がり!よっ!上手いぞあたしっ!
人数分焼き上げたところでスキレットに戻し出来上がりい~!作り置きの味玉も添えまして。



再加熱して熱々をいただきました。片栗粉効果はもちろんなんですがふっくらとした仕上がりは今まで経験のないもので、美味~~いっ! 盛り付けはイマイチですが見た目もいいよねこれ。
う~む、スキレット、恐るべしい~!!
こりゃ鉄器時代の到来ですわ、しばらくはいろいろ試してみよっと。楽しみい~ (^o^)

今日は気温も上がって春めいてくるそうです。なんだかウキウキしてくるね。あたしゃ春がスキレット~、あはははははははは!の・・・のり過ぎ (^_^;)



0 件のコメント:

コメントを投稿

LinkWithin

Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...