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2015年7月17日金曜日

その裏に潜む思惑を思う

又吉とりましたね~芥川賞!まだ読んでませんが大したもんです、芸人初?
以前から書いてますがある時期からお笑い芸人というものの格がどんどん上がってるというか、ラサール石井が「笑うとは何事だ」の中でいみじくも言っているように、かつてのバカ、チビ、ハゲなどマイナス面を人から笑われる道化者としての存在から、人を笑わせることのできる能力を持った、バカはやって見せてるけど本当は頭のいい人というものに変わってきてますよね。
ただ惜しむらくはそこにペーソスというか、笑いの裏に潜む悲哀のようなものは無く、洗練が必ずしも昇華には結びつかないことを示しているようでもあります。談志じゃないけど業の肯定?どうしようもなくダメだけどそれが人生だよ、みたいな。

以前「蹴りたい背中」と「蛇にピアス」が美女二人のダブル受賞になった時、作家もビジュアル系になったなあってなことで活字離れが進む文学界のテコ入れ的な思惑が取りざたされましたよね。今回のことも全くそれがなかったとは言えないんじゃないかしらん?もちろんそれに見合う作品であったろうことは否定しませんけどね。

すったもんだの末、というかそういう見せかけの茶番の末安保法案が通りました。一方で新国立競技場は見直しの機運が高まってるようです。これもさあ、穿った見方しちゃうと不満集めるだけ集めといた上で片っぽ引込めることで、何となく世の批判かわそうみたいな思惑感じね?のど元過ぎちゃうとそれも良しとしてしまう側にも、大いに問題ありなんであります。
今日の川流です

 また良しと 思う心の 塵芥


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