直球一途を思う

 鬼滅の刃の売れ様見てますと、これ一本で一生食えるだろうなあと思いつつ作家の創作意欲はまた別にあるんだろうとも。

その意味でも作り続け、更に売れ続けることの凄みを感じるんであります。

水島新司先生が亡くなりました。

あたくし中学生の時連載が始まった「ドカベン」は息子たちが野球部に入って卒業してもまだ続いていたという。

主人公山田太郎のいる明訓高校が初黒星付けるあたりまでのコミックス全巻持ってましたし、実写版映画は見に行きましたもんね。

それまで野球漫画の主人公といえば投手とほぼ決まっており努力と根性という路線であったところ、山田太郎はほとんど練習シーンが出てこないのに打率八割の打者でありまして。

ありそうでなさそうな魔球の類ではなくルールにのっとった？野球本来の面白さで引っ張るところも魅力で、特に明訓高校が初出場で優勝した甲子園大会決勝の最後を決めたのがホーム上でのタッチプレーであったあたりこの漫画の真骨頂であったでしょう。

あ、何言ってんだか分かんないですか？　( ;∀;)

男・岩鬼、天才・殿馬の他別の作品でも酒豪の代打景浦など個性豊かなキャラクター満載でございました。

ってな話をしようと思ったらうちのスタッフベイちゃんは「キャプテン翼」世代だそうで、漫画も世につれ人につれなんだなあと改めて思いました。

そういや「一発貫太くん」という野球アニメのテーマ曲に

　♪　曲がりくねった道だけど～　野球一筋ストレ～ト～　♪

という下りがありました。

まさに野球一筋、水島新司先生のご冥福をお祈りいたします。

そういやこれも故人ですが赤塚不二夫先生は水島先生を「男どブス水島新司」と呼んでましたっけ　( *´艸｀)

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