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2018年11月23日金曜日

ラストサムライな社会を想う

今日は祭日だったんですね。あたくしどもには三連休は無いし、明日は直売会なのでお仕事しております。

ゴーン氏の事件に関して様々な話が出てますがあたくしの支持する言論人の方々の意見を咀嚼するに、これはいわゆるグローバル化社会のひずみの一つの表れであると。
成果主義の果実としてトップが莫大な報酬を得るためには短期的な利益を上げグローバル株主への配当を厚くすることが求められ、利益を上げるに当たりもっとも早道なのが人件費の削減であるという。
更に固定費である人件費を流動費化させることで売り上げの多寡による利益の波を平らかに出来るという発想から、本来バブル期に高収入短期間の労働であった派遣などの非正規雇用を低賃金で常態化させるという手法を作り出したという。

こうして景気の上向きとともに一部大企業とそのトップ及び大株主が高利益を得、国家予算並みの内部留保をため込む一方で、収入の上がらぬ大多数の一般人は先の見えないデフレ社会の中でもがき続けております。

かつて欧米式能力第一主義の経営をもてはやし、古臭い考え方として捨て去られた終身雇用などの日本型資本主義が本当にそうであったのか?
「海賊と呼ばれた男」のモデル出光興産の出光佐三氏は終戦直後の混乱期、私財を売り払っても「社員は家族である」として一人の馘首もしなかったそうです。

なんかあれね
奇しくも明治維新150年の今年、文明開化に浮ついて古き良き日本をうっちゃった後の問題と同じようなこと繰り返してません?

と、頭悪いくせに受け売りで偉そうなこと言ってぐみんなたい ( ;∀;)
口直しに似ている二人の似顔絵でもご覧くださいね。




 
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