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2022年10月7日金曜日

風呂で亀で洗う

先日街歩きで谷根千を訪ねました。
戦前の古い下町の雰囲気が残る谷中、根津、千駄木あたりをこう呼ぶそうでスポットを絞れば短い時間でなかなか楽しめ、同じような人たちで結構な賑わいでございました。
事前に調べた中に亀の子束子のお店がありまして、古い暖簾を逆手にとってカフェも併設したおしゃれな空間を作っておりあえて古い看板や紙包みを使うなど、なんつ~んでしょう温故知新的な。

あたくしお風呂で体を洗うボディタオルみたいなものにワシワシ系の硬めの素材を求めておりまして、もしやこのお店ならあるのではないかと寄ってみたんであります。
ありましたね~、思った通り!
背中専用の長いのや柄付き、もろ束子に紐ついたもので体も背中も洗えるの、それぞれ硬さにより四種類に分かれておりまして、あたくし硬い方から二番目の紐付きを購入いたしました。
使い始めの最初はおっかなびっくりでしたが、慣れてみるとこれがいいんであります!
ちょっと乾布摩擦入った感じもありお肌に良さげ。だからって今更なんではありますが。
でね

今回のタイトルは中原中也の詩から来ております。
中学校の教科書に載っていた「吹く風を心の友に」だったか?と思いますが、うろ覚えでこんな感じ。

 吹く風を心の友と 口笛に心まぎらし
 
 僕がげんげ田を歩いていた15の春は

 やぎのように パルプのように 今はもう遠いどこかの空に飛んでいってしまったろうか

あと断片的にしか覚えてないのですがこの後の一節に

 とにかく 僕にそこに行けたらなあ
 
 心一杯に懺悔して 僕は努力家になろうと思うんだ

みたいなのがあり先生の説明では、僕「に」そこ「に」行く力があったらなあを語感替えた表現だということでしたけど今から思えば詩の解説ってのも野暮な話だしなんか違うような気がします。
というわけで

 僕にそこに → 風呂で亀で

となるわけです。

「を」だったら大変だあ~ ( *´艸`)

あ、手で洗ってますよ。 聞いてね~よ!











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