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2017年5月8日月曜日

仕上がりが玉袋のようだと思う

あたくし何事であれとりあえず自分でやったみたい人間なんであります。スポーツなどもどんなに下手くそであっても観戦するよりプレイする側でありたいと。ビール作ったり燻製作ったりというのもその一環でありまして。

先日姉からカラスミをもらい高っかいのによくくれたもんだと思ったら実はたらこのカラスミで、ありゃあ希少なボラの卵だから高いのであって似て非なるものであれば安価にできるんだそうで。してみれば町のパスタ屋さんで出されるカラスミのパスタなどはこの伝であろうかと。でなきゃ800円とか1000円じゃ出せませんわな。

その後ネットで調べてみると時間さえかければ割と簡単に作れて、しかも魚卵であれば種類を問わないとか。こりゃやってみるしかないってんですぐに角上へまいりました。
ところが取れ取れが売りの店だけにいつも決まったもんが置いてあるわけではないためその日はたらこがありませんで、あちこち探した結果ブリの卵をゲットしたんであります。この方が形的にも本物っぽいかしら?なんてんで。


今回テキストにした小泉武夫マガジンに従って先ずは塩漬け。
たっぷりの岩塩をふりかけジップロックに入れまして冷蔵庫へ。


出てきた水分を抜きながら塩を足し足し五日ほど。薄い塩水に一日浸けて塩抜きしたら、ひたひたに日本酒を入れてまた五日ほど。塩漬け生食用たらこならこの工程からのスタートでいいそうな。

お酒吸ってぷっくりしてきたら干しに入ります。アマゾンで購入した干物ネットに入れてひっくりかえしつつ一週間。冬場であれば外干しですが冷蔵庫でも構わないそうです。





なんつっても業務用冷蔵庫のデカいのがありますから風通しも温度管理も申し分ないんですが、やはり天日に干すのがベスト。気温の上がらない午前中は外で、後は冷蔵庫にぶら下げておきました。
けどものが太いせいか一週間たっても乾いた感じになりません。
様子を見ながら結局三週間干し続け、ようやく完成いたしました!


どうすかこれ?いい感じ~、ワクワク (*´▽`*)

 
 



食べてみるとねっとりとしたあの食感と濃厚な魚卵の風味。うん、確かにカラスミですわこれ!
お酒も美味~い。しばらくはちびちび楽しめそうです。

作ってみて思いましたのは手順簡単とはいえ手間暇はかかる訳で、最初に卵買ってきたのは3月26日ですから丸々一か月間に及んだというそこを面倒と感じるか楽しいと感じるかが分かれ道でしょうね。あたしゃ実に楽しかったわん。
でも次作る時は塩漬けたらこで冷蔵庫干しでやるだろうと思います。外干しはまた冬が来てからね。
しかしこの手のものは作る楽しみとそれを食べる楽しみがあって実にどうも結構でありますね。

 






 
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