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2019年10月29日火曜日

おトラなタイガーに感服する

昭和の落語家に柳家金語楼という師匠がおりました。
今でいうマルチタレントの草分け的存在で作家や発明家としても活躍し、本筋の噺よりも喜劇や歌などでお茶の間の人気者でありました。

何でも四・五歳の頃通っていた寄席の楽屋で見よう見まねの小噺などやっていたため、急に空いた穴を埋めてくれというので舞台に上げられたのがそもそもの始まりだったそうで、かっぽれを踊ったところが着物の時代のこと、小さなち〇〇んポロリが大人気となり連夜おひねりの嵐であったという。

やがて噺家へと進んだもののポロリの年でもなくなればさっぱり売れず長い苦労の末再び人気者となったのですが、その間のことをしみじみ述懐し「一度売れて堕ちた芸人がまた売れるようになるのはとてもじゃないが、それこそ口では言えないほど大変なことなんですよ」と。

タイガーウッズが日本で開催された試合に勝って歴代最多に並ぶ82回目の優勝を達成したそうですね。
スーパースターの名を欲しいままにしたデビュー後の快進撃から一転、薬まみれのスキャンダルでとうに終わったと誰からも思われていた時期から奇跡の復活ですか。
水ものの芸人とは違い実力一本の勝負の世界、それこそ口では言えないほどの苦労があったことと思います。

人生どこからでもやり直しがきくなんてきれいごとでまとめちゃ怒られそうですが、なんつったって素晴らしい!

おめでとうございます!

そういや金語楼師匠の当たり役キャラに女中のおトラさんってのがありました。

そうかあ、おトラとタイガーかあ・・・なるほどね ( *´艸`)





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