この年になりますと残りの人生であと何回味わえるか?ってなことが増えてまいります。
春の花、夏のホタル、秋の紅葉などはあたくしにとって外せない年中行事でありますが、儲かりもしない仕事にあくせく追われる身としてはなかなか思うに任せぬところ。
ホタルを外してしまった今シーズン、三年目を迎える川床は何としても実施したいもののいろいろあって先週は断念せざるを得ず、今週こそはと意気込めばこれだけの間続いた猛暑がちょうど折り返しを迎えるタイミングと見え予報は雨。
仇なす何者かの存在を感じますがな~ "(-""-)"
とはいえいじけていても仕方なく、こうなりゃとにかく川で飲むべし!と、濡れようが乾こうがお構いなしとばかり海パンはいて向かうはN部ハウスであります。
清流名栗川を目の前に臨み山深い緑に囲まれた絶好のロケーションであるミニ合掌造りのこの家を、あたしゃ勝手に住み込み管理人を置く別荘として己の中に位置づけておりまして。
道中降ったりやんだりだったけどハウスに着くころにはほぼ止んでおり、ヘタちゃんの到着を待たぬうちから相棒督戦して川床づくり。
商売物の脂カゴをひっくり返して浅めの河床に置き、切り売りの床マットを敷きますとおお!どっから見ても立派な川床じゃ~ん ( *´艸`)
更に焚火台を水上設置して相棒自慢の鰹の藁焼き!切っておいてくれた薬味たっぷりね。
北海道直輸入のホタテと並べればおお!粋だねえなんて。
考えようによっては直射日光当たらないから足の早い魚介には好都合だしカンカン照らされるより居心地よいし、こりゃ当たりだったかも。
更に上流に降ったせいで飲んでるうちに増水・撤収した前二回より全然長く飲めたし。
よかったよかった結果オーライね。
にしてもあれですよ
還暦過ぎたじいさん三人気をそろえてこんな馬鹿馬鹿しい遊びを楽しむその茶目っ気といいますか、その気概(誤使用)が何よりも嬉しく、俺たちゃ心は生涯アホ少年だぜ!と、蝉しぐれと日暮らしの声の中気勢を上げたことでございました。
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