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2024年9月18日水曜日

家裁で犬神する

遺言状というものは勝手に開封してはいけなんだなんてことを初めて知りました。
家庭裁判所で担当官立会いの下に行い法的に承認してもらうんだそうで、書いてある内容は生前おやじからあらかじめ聞かされていたのであくまでも規則にのっとる形でしたが昨日霞が関まで行って参りました。

アホんだら法学部生だった頃ゼミの授業で傍聴に来たことがありましたがそれ以来の裁判所。
何となく緊張であります。
待合室にいる間、遺言書といえば「犬神家の一族」だよなあ、なんて。

角川書店プロデュースの横溝正史ブーム第一作となったこの映画はそういやおやじと見に行ったっけなあ。
一代で財閥を築いた犬神佐兵衛の遺言状を弁護士立会いの下開封するシーン。
「犬神家の全財産は珠世に送るものなり。条件として珠世は孫の佐清、佐武、佐智三人の内いずれかと結婚するものとする」てんで。
珠世ってのは家政婦ですからね~、こりゃ当然大揉めに揉めて殺人事件が起こるという。
実は珠世は若き佐兵衛が本気で惚れた唯一の人との間に出来た娘の生んだ孫であったわけで、身の安全のためそれを隠してたんでありますよ。
佐清に成りすました青沼静馬が正体を明かすシーンが好きで、小さかった子供らの前でよくやってましたわ。
湖から死体の足だけ出てるシーンを鍋で再現したりね。

昔の思い出たどってるうちに呼び出しとなり開封、我が家には珠世はなく万事無事に済んだことでございました。

ま、財産もないけどさ ( *´艸`)








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