毎朝三田線の某駅前を4時20分頃車通勤の途中通過するのですが、まだ閉まっているシャッターの前に必ず立って待っているおじさん(年下かもしんないけど)がおられます。
それもほとんど顔が接するくらいに近く何人たりとも俺の前には入れさせない!という気合を感じるんであります。
割とラフな格好でサラリーマンって感じではなく、でも通勤には違いないんだろうなあと。
調べてみると意外なことに時刻表はあっても駅に入場可能となる時間についてはどこにも書かれておりません。
始発が5時4分となっており少なくともその30分以上前にはおじさん立ってるという。
その方は経験でご存じなんだろうけども一般的にシャッターが始発の何分前に開くかは知らず、そういや「クレヨンしんちゃん」の幼稚園の先生にスーパーの開店と同時に先頭で入っては並んだ店員さんの低頭する姿に満悦し「開店時の女王」なる異名を持つ方がいらっしゃいましたが、まさかに駅員さん並んでいるはずもなく単なる自己満足かとは思うもののチラ見するだけの姿に何やら思いつめた様子も感じられまして。
何であれ生きがいというならそれも良し。
でも変なの ( ;∀;)
男は最初の男になりたがり女は最後の女になりたがるという言葉がありますね。
考えて見ればそもそも生殖からして一番乗りの功名が絶対であってみれば男がそれを希求して止み難いのも無理からぬことで、先日都知事選で落選された白いカミツキガメなるあのお方のかつての名セリフ?「二番じゃダメなんですか?」はやっぱダメなんですわ。
カメだけに。
いずれににせよ
♪ ナンバーワンにはならなくてもいい もともと特別なオンリーワン ♪
ってあの歌流行ったけどどうにも違和感あるんであります、あたくしには。
やる前からそれ言っちゃっちゃ単なる逃げでしょうと。
てっぺん夢見てダッシュした結果どうにもならないことを知るからこそ挫折にも意味があるわけで、最初から歩いて別ルート行くなら「ウサギと亀」の寓意はどうなるんだ?
カメだけに。
恋愛はコスパ悪いなんつって人を好きになるという極めて自然な心の動きにすら蓋をして涼しい顔を装う、あの不自然さに通ずるものがありますな。
ま、60過ぎて惚れたはれたいまだに騒ぐあたくしには理解できませんししたくもないわ!
シャッターおじさん、大事なこと気づかせてくれてありがとう!
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