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2025年7月8日火曜日

適齢期を考える

 親父の一周忌に姪っ子が子ども連れてきましてあたくしからみると姪孫(てっそん)ってんだそうで、二歳の男の子で片言を話しまさしく可愛い盛りであります。

あたくしが抱っこしてゆすってるうちに遊び疲れて寝ちまいまして、そういや同席してる三十過ぎた坊主(親の目から見るといつまでもこれね)たちも小さいころはこんなだったなあと。

今現在ちょこっと抱っこしてただけでも結構重くてくたびれますたが当時あたくしも当然若かったので二人抱っこして走り回ったもんで、やっぱ子育ても若いうちだと改めて思いました。


生涯現役というと聞こえはいいけど今の世の中いい加減年とっても働かないと食っていかれず「楽隠居」なんて言葉ももはや死語でありますな。

この今は亡き「隠居」ってのは先ほどの話とは逆に現役離れたからこそ落ち着ける先といいますか、これも一種の適齢期でありましょうか。


昨夜お得意先の百周年ディナーにご一緒したのが親の代からの業者仲間でありまして、老舗レストランお出入りのお肉屋おクリーニング屋お設備屋(慇懃無礼)。

おふた方はお嬢さんながら経営者であたくし含め年齢も近く、一様に慨嘆するところでは隠居(死語)した友達が第二の人生を謳歌するのを横目にいつまでこんな苦労するんだろうという。

とはいえこれも同意見として小なりと云え経営者の子として好景気の時代にはそれなりに良い思いもしたわけで(あくまでそれなりにを強調する)、そうでなかった人間が今を楽しんでいるのはつとに言われるように人生誰しもプラマイゼロってやつだねえと。

ただですよ


年いってからが隠居(死語)の適齢期であるならばそこからまた一苦労もふた苦労もするってのはじじばばになってあらためて子育てするようなもんで適齢期外。

所詮孫ってものは好きな時に構って責任ないからこそ楽しいわけで子どもとなりゃあ話は別ってもんです。

子育ても苦労もするなら若いうちってこってすか。くたびれます "(-""-)"


その後話は飛んで飛んで、女性同士の会話はいつ果てるともなく続き、十時過ぎる頃にはほとんど寝ておりましたよあたくし。

お肉屋の飲食適齢期は九時までだな。









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