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2025年6月16日月曜日

人生の扉を想う

 土曜日、午前中で仕事を片付け半年ぶりに飯能市の相棒宅を訪ねました。

気づけばゴールデンウイーク以来の遠出だし、遊びに行くのだってそんなもん。第二の人生を謳歌する仲間とのえらい違いでございます。

今回はこの季節に外せないホタル観賞会でありまして、水と空と空気に恵まれた地に住まう幸せ者からのおすそ分け的な。

勇んで早く着き過ぎ相棒は留守。おかげですぐ近くにある温泉でゆっくり過ごせ、軽い午睡も取れまして。

露天風呂でパラついて洗髪してくれた雨は強くなる様子はなく、河原でのパーティーは出来なくとも肝心のホタルさんは期待できそうでありました。


子どもを含む総勢12人が合掌造りの快適なリビングに集いますと宴会の始まり。

相棒は前非を悔いてのことか?頭を丸めておりまして、誕生日には墨染めの衣を贈ろうかと。

肉だ魚だ野菜だと飲みつ食べつこれもまたあたくしにとってはずいぶんと久しぶりの事、ひとりで仕事ばっかしてるとどうしても僻みっぽくなりますが今日ばかりは俺が主役だとばかり。

とか言ってたら七月はみなさんで北海道ツアー二週間、長い方はひと月なんて聞きましてちょっとめまいがしてしまったものの気を取り直し飲め飲め。


20時過ぎて川原に下りますと小雨の中それでも儚げな光の明滅があちらこちら、しまいに飛ぶ奴も現れてどうやら最低限のタスクはこなせました。

よかったよかった。


雨も上がった翌朝は早くも来週末の天気を予感させ二週続けて来ようかと思いきや、そういや土曜は株主さんとの一席があったのを思い出し今年のあたくし的ホタルさんは終わりを告げたんであります。

竹内まりあさんの「人生の扉」が歌うように大して残りの無い人生、あと何回見られるか分からない季節ごとのお楽しみを大切にしようと思うものの、あたくしの悪戦苦闘はまだまだ終わりが見えません。

いつか無事リタイア出来てしかもそこそこ遊べるくらいのものを残せればその時こそと思いを巡らしつつ、再びままならぬ浮世へと帰ったことでございました。











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