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2024年9月20日金曜日

それに向かって飛ぶ

今や怪談界?の大御所となった稲川淳二さんは70歳を超えた現在も毎年ミステリーツアーで全国を回っておられ、ガキの頃から筋金入り?の怖い話好きのあたくし今年も11月のライブのチケットをゲットしております。
デビュー当時の稲川さんは今でいうリアクション芸人のような立ち位置で、うなぎの養殖池に飛び込んだり身体を張った仕事をしておりまして、怪談の他その手の昔話が実に面白いんであります。
その時分の北海道でのお話

各地の名物を取材する中取り立ててこれといったものが無いある村ではパラグライダーの前身というか、ジープで引っ張って上げるパラセールのようなものを村の衆が実演して見せるから是非撮ってくれとのこと。
ところが当人たちも慣れておらずたちまち落っこちてしまい、それじゃ稲川さんやってくれとなり、タレントといえば何でも引き受けるくらいに思われていた時代のことで断り切れずほぼ無理やりハーネスを着けさせられました。
転んだり引きずられたり散々な間にあった後三度目にしてようやく飛び上がると牽引のワイヤーが外れてしまい、操縦法など全く知らないままそれでも巨大なパラシュートは一応安定して飛行していたという。

スタッフも村の衆も置いてけぼりのまま飛び続け徐々に高度が落ちてくると牧場の外れに茶色い山が見え、近づくほどにそれが巨大な堆肥(牛や豚のウ〇コ)の塊であることが分かりました。
カヤック初心者がそうなのですがあの岩に近づきたくないと思うほどに寄って行ってしまうもので、この時もいやだいやだと思う間に案の定まっしぐらにその山に向かってしまい見事に着地。
危うく溺死?するところを何とか抜け出したものの臭いがものすごく、寒空に家畜用のホースでガンガン水をかけられても落ちず、そのおかげ?で帰りの飛行機はファーストクラスに隔離されたという。

あたくしも学生時代はハンググライダーであちこち飛んでおりましたがこんな恐ろしい目にあったことはなく、ある意味では墜落するより怖いかもしれません。

やだわ~ ( ;∀;)






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